AR

通話や音楽のストリーミング、サングラスとしての役割も! 多機能なオーディオAR「Bose Frames」とは?

ポータブルオーディオプレイヤー、ウォークマンの誕生は1979年。そこから約30年間でiPodや音楽配信、ストリーミングサービスの登場など音楽の楽しみ方は多様化しました。

今回、紹介するのはBoseが2019年1月に海外で発売することを発表したサングラス型オーディオAR「Bose Frames」です。近年、VRやAR技術が発展したことによって、音楽の楽しみ方は次のステップへと進もうとしています。

Boseとは?

アマー・G・ボーズさんが自身の研究の製品化などを行う企業として、1964年にマサチューセッツ工科大学内に設立しました。スピーカーを主とした様々な音響機器を開発しています。

低音を発生させるため大型になりやすいスピーカーを独自の理論による仕様で小型化した技術は、定評を得ています。

世界初? オーディオAR「Bose Frames」とは?

出典:(C)Bose Corporation 2019

「Bose Frames」は「Bose AR」に対応していて、オーディオARプラットフォームが組み込まれた製品です。9軸のヘッドモーションセンサとiOSかAndroidが搭載してあるデバイスのGPS情報を使用し、ユーザーの位置情報に基づいて音声フィードバックが提供される仕組みになっています。

スピーカーとマイクを搭載しており、仮想アシスタントや電話の着信と通話、音楽のストリーミング等が可能です。

また、サングラスの両アームに多機能ボタンがあり、タッチか音声制御により電源制御やペアリング、楽曲のスキップ等ができます。

デザインは2種類

デザインはスクエアとラウンドの2種類。レンズはUVAとUVBを99%カットでき、もちろんサングラスとしても使用可能です。

出典:(C)Bose Corporation 2019

最後に

個人的にオーディオとARとサングラスの技術が組み合わさるなんて意外でした!

ARという最近注目されている技術が「Bose Frames」のような形で応用されたことは誰もが想像できなかったのではないでしょうか?視覚を使わなくていいところが視覚障害者に優しくて、とてもいいですね。これからも、最新の技術が障害を患っている人の手助けになることに使われていって欲しいです。

しかし、この商品、バッテリーが1回の充電で3.5時間、スタンバイタイムは12時間らしく、もう少しバッテリーの容量を増やして欲しい気がします。


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