海外で子どもに人気のゲームプラットフォーム「ROBLOX(ロブロックス)」
運営会社の時価総額は、2022年時点で450億ドル以上に登っているゲームプラットフォームの巨塔サービス。現在もメタバースのバズワードやコロナ禍の背景で大きく成長しています。
でもちょっと待ってください!
筆者はROBLOXの名前を知ったのはネット記事から。今まで知り合いが遊んでいるところをみたことがありません。
ROBLOXは一体どんなサービスで何が面白いのか、実際に遊んで調べてみました。
ROBLOXの特徴
- スマホアプリ・PCブラウザで遊ぶことができる
- キャラクターはすべてレゴのようなビジュアル
- ゲームタイトル数は5000万本
- 育成、RPG、アクション、格闘、シュミレーション、バイト体験などさまざまま
- 個人ゲームクリエイターがゲーム作品を投稿できる
- 「ゲーム版You Tube」とも呼ばれている
- 自分がつくったゲーム内で課金されると、クリエイターにも
- 子ども(幼稚園〜中学生)がメインターゲット
実際に触ってみて面白かったポイント
- レゴメンド機能として「あなたへのオススメのゲーム」が紹介される
- ほどよいパロディ作品があって面白い
- ドラゴンボールのゲームなど
- カセット変更などがないので、飽きたらすぐ他のゲームをやる
- まさにyoutubeで動画をサクサク切り替えるような感覚
- ドローンレースのような今どきのネタを絡めたゲームも見える
- PSのSIMPLEシリーズのような、ちょっとしたゲームをたくさん遊ぶ感覚
ドラゴンボールのパロディ作品が面白かったです(ムキムキ感がないw)
気を溜めたり、かめはめ波が打てました!
いきなりベジータもどきのキャラと戦闘シーンに入ったのですが、この二人は一体全体なんで争っているんだ?
気になったところ
- すべて英語なので、純日本人にはきつい…w
- キャラクターや背景がレゴ仕様でデザイン性が同じで飽きる
- ゲームクオリティがまばら
- 各ゲームの操作やストーリーになれるのに時間がかかる
- 一般的な据え置きゲーム機と比べて、ストーリーの作り込みやチュートリアルなどが簡略化されている
会社・数字で見る「ROBLOX」
- 2006年サービス開始
- 月間アクティブユーザー、1億6,000万人超え
- 年間売上9億ドル、時価総額450億円
- 年間2,000万本のゲームが作成されている
※2022年1月現在のデータです。
ゲームプラットフォーム「ROBLOX」の今後
子ども向けサービスということで、30代の筆者からは面白さを語ることが難しかったのですが、子どもがハマるようなシンプルなゲーム内容、作品の多様性などは感じることができました。
さくっとしたゲームをつくって、ユーザーに遊んでもらう世界観は面白いなと思いました。
ゲーム内課金、クリエイター還元などの問題もあり、ゲームプラットフォームとしての指摘されている部分もありますが、
将来的にはゲーム内での滞在時間が長くなり、ゲームを通じてのコミュニケーションを図り、仮想世界で遊ぶ世界がくるのかもしれません。
ROBLOXの今後に期待しています。
サービスサイト:https://www.roblox.com/