【2024年最新版】日本で開催された裸眼3D広告の事例5選！

3D広告は、視覚的なインパクトと高い没入感を提供し、消費者の関心を引きつける力を持っており、広告業界に革命をもたらした広告手法です。

デジタルディスプレイや拡張現実（AR）、バーチャルリアリティ（VR）技術を駆使することで、従来の2D広告を超える魅力的な体験を可能にしています。

また、3D広告は大型のLEDディスプレイが設置できれば、どこでも実施できることもあり、各地で実施されています。

そこでこの記事では、日本国内で開催された裸眼3D広告の事例5選を徹底解説します。

巨大ネコとドラクエのスライムが放映された『クロス新宿ビジョン』

巨大なネコが名物の街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」で、2021年10月15日（金）～31（日）にスマートフォンゲーム「星のドラゴンクエスト」の6周年を記念し、ドラクエのスライム3D映像が放映されました。

この街頭ビジョンは、立体的に見える錯視映像を映せる湾曲型サイネージが特徴で、スライムもネコと同様に3D風に生き生きと動き、通行人を見下ろします。

スライムの数は次第に増えていき、ビジョンの空間にぎゅうぎゅう詰めになっていきます。

その姿は、ドラクエファンにはおなじみのメッセージ「な……なんと　スライムたちが……！？」を思い出させ、期待通りキングスライムに合体しました。

しかし、合体して大きくなりすぎたのか、キングスライムの身体ははじけてしまい、元のスライムが弾け飛ぶと、『星ドラ6周年』の文字が現れました。

表参道でFENDIのアイコンバックが飛び出す『OMOSANシンクロ』

イタリアのローマを代表する高級ブランドであるFENDI（フェンディ）は、2023年2月11日（土・祝）に東京・表参道で国内最大級のフラッグシップストア「パラッツォ フェンディ 表参道」をオープンします。

このオープニングを記念して、表参道交差点近くの大型ビジョン「OMOSANシンクロ」など、同エリアの屋外広告をジャックし話題になりました。

「OMOSANシンクロ」では、2023年2月6日（月）から12日（日）まで、FENDI（フェンディ）のアイコンバッグ「ピーカブー アイシーユー」のユニークな3D屋外広告キャンペーンが実施されました。

このキャンペーン動画は、フェンディイエローの「FENDI ROMA」ボックスが登場するシーンから始まります。

ボックスが光を放ち、中から「ピーカブー アイシーユー」バッグのシルエットが浮かび上がると、舞台照明のような光がバッグを照らし出し、まるで魔法のような驚きと爽快感を演出します。

紐で取り付けられたバッグは操り人形のように動き、中からフェンディの「FF」ロゴのフラグメントが登場すると、背景がからくり時計のように変化し、「ピーカブー アイシーユー」バッグと「FENDI」ロゴは再び箱の中に戻り、ストーリーが終わります。

「パラッツォ フェンディ 表参道」のオープニングを祝して公開されるこのダイナミックな3Dビジョン映像と、フェンディならではの遊び心あふれる世界観が演出されました。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』3D屋外広告

株式会社ポケモンは、2022年11月11日（金）から11月25日（金）の期間にニンテンドースイッチ向けソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の宣伝をJR新宿駅東口の大型街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」および、東西自由通路に設置された大型LEDビジョン「新宿ウォール456」の2か所で実施しました。

「クロス新宿ビジョン」では、3D広告として「ニャオハ」「ホゲータ」「クワッス」という3匹のポケモンを取り上げ、各キャラクターがアピールしながらソフトの魅力を伝えています。

また、「新宿ウォール456」では、パルデア地方での冒険を紹介する迫力ある広告を大型LEDビジョンで展開し、11月18日の発売に向けて期待を高める内容となりました。

BIG BOSS新庄剛志の渋谷3Dビジョン

株式会社ガーデンは、ブランドアンバサダーとして新庄剛志氏（しんじょう つよし）を起用した3Dビジョンムービーを2022年3月1日（火）から公開しました。

このビジョンは、渋谷スクランブル交差点に面しており、多くの人々が行き交う場所に位置しています。

渋谷3Dビジョンは、最新の技術を駆使して制作され、立体感のある映像が視覚的に迫力を持って映し出されます。

新庄剛志氏の動きや表情がリアルに再現されており、まるで目の前にいるかのような臨場感があります。

今回の3D広告は、商品のプロモーションや企業のブランディングなど、様々な目的で利用されています。

この3Dビジョンは、渋谷の新たなランドマークとして、多くの観光客や地元の人々に親しまれており、日々多くの注目を集めています。

JR大阪駅でカンテレ・キャラクター『ハチエモン』と3Dヒョウがコラボ

関西テレビ放送株式会社（カンテレ）は、局キャラクター「ハチエモン」を使用したキャンペーン「ハチエモンがおるで」を実施しました。

このキャンペーンでは、注目のイラストレーターとのコラボによるハチエモンのCM放送や、オリジナルのハチエモンカラオケのリリースなど、様々な場面でキャラクターが登場しました。

今回は、裸眼で楽しめるハチエモンの3D映像を制作し、JR西日本コミュニケーションズ（大阪市）が運営するJR大阪駅中央コンコースの大型屋外ビジョン『大阪駅セントラルサウンドビジョン』で、2023年2月27日（月）から放映を開始しました。

この作品では、同ビジョンに住んでいる設定で話題となった3Dのヒョウ「アカツキ」とハチエモンが共演しています。

音声付きの大型ビジョンいっぱいに広がる3Dのユーモラスな映像を通じて、広場を行き交う人々にカンテレのステーションイメージを体感してもらうという狙いがあります。

まとめ

本記事では、日本国内で開催された裸眼3D広告の事例5選を紹介しました。

日本で開催している3D広告は、東京を中心に大阪などの関西でも開催されており、各イベントで様々なキャラクターが登場しています。

例えば、クロス新宿ビジョンに投影されたドラゴンクエスト6周年のスライムなどのキャラクターや、BIG BOSS新庄剛志の渋谷3Dビジョンのように人間を投影することも可能です。

特に都内をはじめとする多くの人が行き交う場所での3D広告は、SNSやネットで拡散されやすいため、大きな宣伝効果が得られます。

この記事では、3D広告の一部を紹介しており、今後もイベントは実施され続けるものなので、まだ見たことない方はぜひ見に行きその迫力と芸術を味わってほしいと思います。

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