3Dプリントを依頼する際に知っておきたいこと
タイトルの通り、3Dプリントサービスを依頼するときに気を付けたい項目を上げていきます。
素材を用意する
3Dプリントを行うにあたり、3Dデータを用意しなければなりません。
2D図面からそのまま出力はできないので、2D図面からの場合は、一度3Dデータに起こす作業が必要です。その場合は、できるだけ多くの素材(写真・イラストなど)をお送りするといいでしょう。
3Dプリントは意外と高い
3Dプリントを初めて利用した時、「3Dプリントって意外と高い」と思う人が多いと思います。
写真からフィギュアを作ると5万円、小さな模型の出力でも1万円以上かかります。仕事をしててよく言われるのですが3Dプリントの料金は高いです。。料金の目安は、以下のページを参考にしてください。
3Dプリントの前にチェックしたいこと
エラーをチェックする
作成した3Dデータにエラーがないか確認しましょう。エラーがある場合、造形ができなかったり、造形の際に不備が起きるケースがあります。
なお、エラーのチェックや修正を行うには「netfabb」のソフトが便利です。
そのSTL、ちゃんと3Dプリントできる? ――「netfabb」による簡単なSTL修正 (1/2)
サイズを確認する
サイズ表記は、基本的に”mm”表記のやり取りが多いです。
また、最大造形サイズなども気にする必要があります。素材や機種によってピンキリですが、長辺が300mmを超えると造形ができないので、分割にする必要があります。逆に、モデルが小さすぎても造形できません。
3Dプリントの価格は体積に大きく左右されるので、スケールサイズが倍変わると価格は6~8倍変わるので気をつけましょう。
3Dプリントを安く抑えるには?
データを中空化する
価格を抑えるのに1番良い方法は、モデルを空洞化することです。
先程の項目でもありましたが、3Dプリントの価格は体積によって大きく変わります。モックアップに使うのであれば、できる限り空洞化しましょう。
中空化する際には以下の部分を気をつけましょう
- 厚みを最小3mm以上つくる(最小厚みは素材によって変わる)
- 穴を空ける
モデルのサイズがデカいほど中空化を行うメリットも大きくなります。3Dプリント価格も半分程度まで下げられます。
以上です。
3Dプリントを依頼する時に、最低限の知識があれば業者とのやり取りもスムーズに行なえます。
特に中空化の技術などは使えるので、是非試してみてください。
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