アーティスト兼写真家のGrzegorz Wronkowski氏が、無料で使える高解像度HDRIを集めた新たなウェブライブラリ『Open HDRI』を公開しました。
現在公開されているHDRIは全部で25種類あり、屋内シーンや自然風景、都市の背景など多様な環境が含まれています。
すべてのファイルはCC0ライセンスで提供されており、最大解像度29Kの32ビットEXR形式でダウンロード可能です。
このライブラリは、商用・非商用を問わず自由に利用できる点も大きな魅力となっています。
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高解像度HDRIを無料提供：VFX・建築ビジュアライゼーションに最適
OpenHDRIでは、ゲーム開発や建築パース、VFX制作などに活用できる高品質かつ超高解像度のHDRI画像を、無料で公開しています。
収録されているHDRIは、自然風景や都市景観を含む多様なロケーションで、異なる時間帯や気象条件下に撮影されたものです。
さらに、住宅・歴史的建造物・工業施設といったさまざまなインテリア環境や、実際の撮影スタジオを再現したHDRIも多数用意されています。
解像度とダイナミックレンジ
すべてのHDRIは、12〜27EVの広いダイナミックレンジを持ち、とくに屋外シーンでは24〜27EVの高レンジを実現しています。
画像解像度は1Kから最大29K（29,696×14,848ピクセル）まで対応し、使用シーンに応じて柔軟に選択可能です。
これらのHDRIは、VFX、映像制作、ゲーム開発、建築ビジュアライゼーション、モーショングラフィックスなどで使用するのに最適です。
ファイル形式とライセンス情報
OpenHDRIで提供されているHDRIファイルは、EXR形式で配布されており、Maya、3dsMax、Blender、Cinema4D、Houdini、UnrealEngine5など、主要な3DCGソフトウェア・ゲームエンジンなどで使用できます。
またファイルはすべて、商用利用も可能なCC0ライセンスに基づいて公開されています。
そのため、クレジット表記や使用許諾の取得を気にすることなく、商業プロジェクトにも安心して使用できます。
コンテンツは完全無料で提供されていますが、今後の継続的な開発を支援したい場合は、Ko-Fiを通じて任意でのサポートも受け付けています
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