GnomonWorkshopは、デジタルマットペインターとして活躍するLianeLiによるVFX制作フローを学べる新しい講座「Cinematic Matte Painting Techniques」を公開しました。
映像制作の現場で用いられる実践的な工程を丁寧に解説しており、プロを目指すクリエイターに向けた内容になっています。
本講座は中級者向けで、PhotoshopやNuke、Blenderを使ったメイキングを中心に、合計2時間半以上のトレーニング映像が収録されています。
マットペイントの基礎からシネマティックな背景表現までを体系的に学べるため、制作スキルをさらに伸ばしたい方に最適です。
モデリーで世界の魅せ方を再構築する
モデリーは幅広い用途の3Dコンテンツを制作するチームです。
プリレンダリングによる3DCG表現とリアルタイムレンダリングの両面からアプローチし、映像・ゲーム・Webなど多様な媒体で、クライアントのビジュアル表現を支えています。

モデリーは、高精度な3Dモデリング技術を核に、
プリレンダリングからリアルタイム、さらにはAR/VRなどのバーチャルプラットフォームまで、
多様な領域で“次元の高いリッチな体験”を創出しています。
キャラクター、背景、プロダクト、建築、VFXアセットなど、
ジャンルを問わず最適な形で再現・表現できる確かな造形力と技術力が強みです。
2000件を超える制作実績と、目的に応じた柔軟な提案力・対応力により、
多くのクライアントから信頼をいただいています。
3DCG制作、リアルタイムコンテンツ、VR/ARなどに関するご相談・ご依頼は、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
映画作品のようなマットペインティング表現を実現するプロ向け制作ワークフロー
ワークショップでは、Liが映画制作の現場で用いられる手法を基盤に、ポートフォリオ向けのシネマティックなマットペインティングショットを組み立てる工程を解説します。
最初にデザインや構図の基本を押さえ、写真表現や映像技法を丁寧に読み解きながら、制作に必要な資料の収集へと進みます。
続いて、Photoshopでスケッチとフォトバッシングを組み合わせ、ショット全体のコンセプトを固めていきます。
そのうえで最終的な2.5Dマットペインティングに向けて具体的な作業を開始します。
さらにBlenderで3Dアセットを構築し、レンダリングした素材にペイントを重ねて精度を高め、完成した要素をNukeに投影して3秒間の映像ショットとして仕上げます。
ワークショップ参加者には、チュートリアル映像だけでなく、Liが制作に使用したPhotoshopデータやNukeIndie形式の最終ファイルも提供されるため、実践的なプロセスを直接確認しながら学習できます。
Liane Xuelian Liについて
LianeXuelianLiは、VFX制作の現場で十年以上にわたり活躍してきたフリーランスのデジタルマットペインターです。映画や映像の背景美術を専門とし、緻密なビジュアル表現を得意としています。
これまでにDNEGやFramestoreといった国際的なスタジオの作品に参加し、『ヒックとドラゴン』、『デューン砂の惑星Part2』、『サイロ』、『フュリオサ/マッドマックスサーガ』などのタイトルで制作に貢献してきました。
大規模プロジェクトで培った経験により、リアルかつ物語性のある背景表現を創出できるアーティストです。
3Dプリントが3日で届くサービス『3Dayプリンター』も展開しています。3Dモデリングから3Dプリント・塗装など後加工までサポートします。




















