3Dデータとは?
ここ近年、3DプリンターやVR/ARの発達により、3Dデータの需要が増えてきました。
しかし、初めて入手した3Dデータを確認するソフトがなかったり、制作の仕方が分からない、、という事態が多く見られます。さて今回は、そんな3Dデータの活用事例から入手方法まで“3Dデータに関する基礎知識”について書いていきます。
3Dデータって、どんな場面で使うの?
3Dプリント

mebner1 / Pixabay
3Dプリントする際、3Dデータ形式のファイルを機械に入稿して出力します。
VR/AR

tmeier1964 / Pixabay
人物モデルから建物まで、基本的に使われるモデルのほとんどは3Dデータです。
ゲーム

画像出典元:http://livedoor.blogimg.jp/terashima999/imgs/b/7/b7a4f6fe.jpg
星のドラゴンクエストでは、自分のアバターのキャラクターを3Dプリントしフィギュアにする取り組みがありました。
映像、アニメ

画像出典元:http://pds.exblog.jp/pds/1/201507/26/22/c0137122_1812460.jpg
アニメの分野でも、3Dのキャラを入れてきています。妖怪ウォッチやプリキュアなどでも2Dと
1つの3Dデータは、他の分野でも汎用的に使えるの?
3Dプリント用の3Dデータと、アニメーション系の3Dデータは種類が違います。
正確には”CAD”と”CG”のデータに分類されます。例えば、アニメーション系の3Dデータを3Dプリントしようとすると造形ができないケースが多く見られ、お互いのルールのなかで3Dデータが作られています。
3Dデータを入手するには?
自分で作成
一番手っ取り早いのは、自分で3Dデータを作成することです。なにより安上がりで済みます。笑
現在は無料で高品質な3Dデータソフトが多く登場していますので、覚えてみてください。
【3Dデータの作り方講座①】無料で使える3Dモデルソフトを紹介(2017年版)
【3D CGモデル入門】アニメーションに使える3Dソフトって何があるの?
業者に作成依頼

StartupStockPhotos / Pixabay
クラウドソーシングや専業の会社に、オリジナルの3Dデータを依頼して作ってもらいましょう。複雑なモデルですと自前で作るのが大変ですので、依頼するのが1番だと思います。相場はアニメキャラクターで5万円〜、車模型で10万円〜など。
3Dプリントを依頼する時に気をつけたいこと!価格を下げるコツは?
配布されている3Dデータを使う
無料でいいモデルが多く落ちています。国内外で多くのマーケットプレイスがあるので上手く活用しましょう!
その他、3Dデータを知る上で知っておきたいこと
ファイル形式
使うソフトによって拡張子は異なります。CADの数だけ拡張子があるのですが、一般的な3Dデータのファイル形式として、obj,wrl,ply,stl,step,igesなどがあります。他のソフトでも修正ができる中間モデルというのもあります。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください → 3Dデータの拡張子の種類について
表示ソフトは何を使えばいいの?
3Dデータの表示ソフトは、net fabbやmesh labあたりが有名です。
「3Dデータを活用する会」という一般社団法人がある

画像出典元:http://www.3d-gan.jp/images/mini4wd/top_banner.jpg
3Dデータを活用する会というものもあります。秋葉原に3Dデータに関する簡単な相談から講座まで行なっております。

3Dモデル制作サービス『モデリー』では、納得の価格、安定の品質であらゆる3Dデータを提供します。まずはお気軽にご相談ください。

3Dプリントが3日で届くサービス『3Dayプリンター』も展開しています。3Dモデリングから3Dプリント・塗装など後加工までサポートします。