本日は、MMDモデルにおける剛体とは何かというのを解説します。
とその前に! みなさん、MMD自体はご存知でしょうか?
「MikuMikuDance(ミクミクダンス)」という3Dツールの略称で、簡単に言うとキャラクターに動きをつけることができるソフトウェアです。詳しく説明は以下の記事をご覧ください!
剛体とは
MMDモデルにおいて「剛体」という言葉がよく使われます。剛体とは、MMDモデルの物理演算を構成する要素のひとつで、「当たり判定」をする点を指しています。
髪の毛やスカートなどに設定し、手などが当たった際にどのように動くかというのを決める役割があります。剛体が全く設定されていないと仮に何かが当たってもすり抜けてしまったり、重力も作用しないので不自然なCGになってしまったりというわけです。
剛体あり・なしの違い
文字で説明してもわかりづらいので、一度動画でご覧ください!
まずは剛体がないMMDモデルの動画nico.ms
そしてこちらが剛体を2000個以上設定した動画nico.ms
違いがはっきりわかります。髪の毛やスカートの動きが全然違いますよね。
まとめ
MMDモデルはボーン(骨)を入れて、モーションを決めて動かすだけではなく、このような物理演算をどこまで細かく設定できるかでクオリティが決まってきます。
物理演算を構成する要素は、3種類ある剛体のほか、「ジョイント」と呼ばれるものもあります。その辺りについてはまたの機会に解説します!
それでは、また!
3Dモデル制作サービス『モデリー』では、納得の価格、安定の品質であらゆる3Dデータを提供します。まずはお気軽にご相談ください。
3Dプリントが3日で届くサービス『3Dayプリンター』も展開しています。3Dモデリングから3Dプリント・塗装など後加工までサポートします。