こんにちは。だいごろうです。
先週は東京ビッグサイトで開催していた第9回コンテンツ東京(開催期間4月3日〜5日)に行ってきました。
コンテンツ東京とは、コンテンツ制作、映像・CG制作・グラフィックデザインやIT・最先端デジタルテクノロジーなどが出展している総合展です。今回、モデリー取材班は先端デジタルテクノロジー展を中心に見てまわりました。今日はイベントで特に注目したブースについて紹介します。
音に包まれる新感覚。SONY Sonic Surf VR
ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズソニーPCLのブースで空間音響製品「Sonic Surf VR」を体験してきました。イメージのようにブースには3つのモニターが設置されており、各モニターの前に立つと日本語、英語、中国語による解説が聞こえてきます。日本語の解説を聞いているときは別の言語が耳に入ってくることがなく、音に包まれているような感覚がありました。
空間を異なる音響空間に分ける技術は、美術館やテーマパークのアトラクションへの訪問者に「ヘッドフォンフリー」の多言語オーディオ解説を提供することが可能です。
チラシからキャラクターがとびだすアプリレスAR
「アプリレスAR」はオムニバス・ジャパンが開発したARです。スマートフォンでQRコードを読み取りウェブブラウザで開くと、専用のアプリなしでARコンテンツを楽しめます。
チラシの左上にあるQRコードをスマホのカメラで読み込んでブラウザを開くと、カメラモードに切り替わりました。すると、チラシの中心からキャラクターが飛び出してきてスタンプを押す動作をしてくれます。
「アプリレスAR」は専用のアプリを必要としない手軽さがメリットなので、広告や店頭のポップ、書籍、展示会など多岐にわたる分野での応用が期待できますね。
“霧” を利用したミストディスプレイ
霧に映像を投影するミストディスプレイ自体はテーマパークのアトラクションなどで実用されていますよね。
今回紹介するポーランドの ION Concept 社が開発したミストディスプレイは、通り抜けられるだけではなく触って動かせることが特徴です。ブースではゆらゆらとした幻想的な雰囲気を演出していました。かなり細かい霧なので触れたり、通り抜けたりする際に濡れたという感覚はありません。
また、「タッチ」や「スワイプ」の動作をすると、ミストディスプレイに映った画像を引き寄せたり、避けたりすることができました。また、タッチ操作に加えて文字を書くといった動作が可能であり大画面にも適用しています。展示会やイベント、ライブの演出など幅広い用途に活用できるそう。
まとめ
先端デジタルテクノロジー展では、来場者が展示を「見る」だけにとどまりません。最新の技術を使用したVR・AR・MRによって、「見る」 「聞く」 「触る」 といった五感を使った体験ができエンターテイメント性が非常に高いです。こうした先端技術が実用化がされた未来を想像するとワクワクしました。
撮影
だいごろう
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