3DプリンターやAR・VRを利用する上で必ず必要になるものはなんでしょうか。
そう! 正解は「3Dデータ」です!
3D技術がコンシューマーに身近になったとはいえ、自分で3Dデータを作成するのは正直まだ難しいですよね。ソフト自体は「Fusion360」を代表するように無料で高機能のものが出ていますが、まだまだ専門技術感は拭えません。
そういうときに、3Dデータ作成の代行サービスに依頼するというのが1つの選択肢です。今回は、初めて3Dデータ作成を外注する人のために、気をつけたいことをお伝えします。
3Dデータを何に使うかを明確に伝える
まずは1つ目! 作成した3Dデータを何に使うかを明確に伝えることです。
例えば、3Dプリンター用の3Dデータであれば綺麗に面が閉じており、物質として存在できるソリッドになっていないといけません。しかし、CG用のデータであれば、必ずしもそうでなくとも良いので、ここの認識がズレていると面倒なことになります。
また、逆に3Dプリンター用のデータは容量が大きくなりがちなので、それをARなどに使うと読み込みを遅くなってしまったり、表示されなかったりする場合も。同じ3Dプリンターでも素材によって最小の肉厚や表現精度、カラーの有無なども変わってくるため、素材なども含めて細かく伝えるのが必須です!
参考資料はたっぷり用意する
作成する元になる資料はたっぷり用意しましょう。
CAD系の作成依頼の場合は、大抵図面さえあれば事足ります。ただ、写真やイラストからCG系のデータ作成を依頼する場合は、素材は多ければ多いほどクオリティが上がりますし、また安くなる可能性もあります。
依頼前に近い事例を見せてもらう
3Dデータ作成は人の手による作業なので、機械が行う作業と違い、個人の価値観などが反映されがちです。
CAD系のデータ作成であれば、図面で寸法が細かく決まっているのでイメージのズレはほとんどありません。しかし、CG系は二次元を三次元にするときに、ある程度デザイナーのアドリブで作成しなければいけない箇所が出てきます。
そのため、作成が完了してから「思ったものと違った!」ということが起こりやすい分野ですね。これを防ぐために、「写真からリアルな人なCG」、「イラストからキャラクターのCG」など、自分が依頼する分野に近い事例をいくつか見せてもらってから外注するのがおすすめです。
納期は数日余裕を持たせて伝える
最後に納期についてですが、本当のデッドラインから数日余裕を持たせて伝えましょう。
なぜなら、3Dデータ作成は、上記でも述べたようにある程度アドリブが入るため、修正のやりとりが発生するものだからです。納期をギリギリに設定すると修正に時間がさけず完成度が低くなる可能性があります。一発OKで納品ではなく、お客さんとデザイナーで作り込みながら完成させます。
まとめ
3Dデータ作成を依頼する際に気をつけたいことを総括すると、
- 3Dデータを何に使うか明確に伝える
- 参考資料はたっぷり用意する
- 依頼前に近い事例を見せてもらう
- 納期は数日余裕を持たせて伝える
の4つが重要です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、ビックリするぐらいの直球の宣伝になってしまいますが、私たちの運営サービス「モデリー」でもCAD系からCG系までデータ作成をお受けしております!
安くハイクオリティに仕上げる自信があるので、機会があればご相談ください!
チャットで気軽に相談できるので、お待ちしております!
それでは!
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