BorisFXは、写真編集やデジタルアート、ビジュアライゼーションの制作で映画品質の表現を加えられるソフトウェア「Optics2026」の最新版を公開しました。
今回のバージョンでは、人物の顔パーツを自動的に選択してマスク処理を行う機能や、1枚の写真から立体感を持つ深度マップを作成する機能など、新たなAIベースの加工ツールが4種類追加されています。
さらに、画像のノイズ低減や高精細化もサポートされ、編集ワークフロー全体がより高度に活用できる内容になっています。
モデリーで世界の魅せ方を再構築する
モデリーは幅広い用途の3Dコンテンツを制作するチームです。
プリレンダリングによる3DCG表現とリアルタイムレンダリングの両面からアプローチし、映像・ゲーム・Webなど多様な媒体で、クライアントのビジュアル表現を支えています。

モデリーは、高精度な3Dモデリング技術を核に、
プリレンダリングからリアルタイム、さらにはAR/VRなどのバーチャルプラットフォームまで、
多様な領域で“次元の高いリッチな体験”を創出しています。
キャラクター、背景、プロダクト、建築、VFXアセットなど、
ジャンルを問わず最適な形で再現・表現できる確かな造形力と技術力が強みです。
2000件を超える制作実績と、目的に応じた柔軟な提案力・対応力により、
多くのクライアントから信頼をいただいています。
3DCG制作、リアルタイムコンテンツ、VR/ARなどに関するご相談・ご依頼は、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
VFX風エフェクトをPhotoshopとLightroomのユーザーへ展開
Opticsは2020年に登場したツールで、PhotoshopやLightroomで映画的なVFX表現を取り入れたいユーザー向けに開発された製品です。
このソフトは、BorisFXが2019年に買収したDigitalFilmTools社のDFTを基盤に再構築したもので、同社が提供するフィルター群をさらに拡張した形で提供されています。
なお、BorisFXは2021年にDFT単体での販売を終了しています。
Opticsはスタンドアロン版として利用できるほか、PhotoshopやLightroomのプラグインとしても動作し、編集ワークフローに柔軟に組み込めます。
Optics 2026:新しい AI ツール
Optics2026では、BorisFXがSilhouetteで培ったAI技術を活用し、ロトスコープやペイント処理を効率化する新機能が多数搭載されています。
前バージョンのOptics2025に搭載されたAIマスク生成機能が拡張され、顔の目や唇、肌などを自動的に抽出するFaceMLアルゴリズムが新たに加わりました。
さらに、DepthMapML、DeNoiseML、UpResMLという3種類のユーティリティ系アルゴリズムが追加され、写真から深度情報を推定したり、ノイズを低減したり、画像を高解像度化する処理を自動で行います。
SapphireとParticleIllusionOpticsに追加された新エフェクトと新プリセットの概要
Sapphireシリーズに搭載される最新エフェクトに加えて、ParticleIllusionOptics向けの新規プリセットも拡充されています。
映像合成や編集作業で広く利用されるBorisFXのプラグイン群が強化され、Sapphire2025ではVHSDamageや改良版PixelSortなど、質感表現を高めるエフェクトが新たに利用可能になります。
さらに、パーティクル生成ツールであるParticleIllusionには、制作現場で使いやすい50種類以上の追加プリセットが導入され、より多彩な演出を短時間で実現しやすくなっています。
Photoshopワークスペースの新しいOptics Essentials パネル
Photoshopのワークスペースに、新たにOpticsEssentialsパネルが搭載されました。
ドッキング形式で利用でき、Photoshop上でOpticsのフィルターをそのまま呼び出して確認しながら反映できます。
あわせてコレクションやフィルターの表示画面も見直され、よく使う効果に素早くアクセスできる構成になりました。
目的のフィルターを探しやすくなり、編集効率の向上が期待できます。
3Dプリントが3日で届くサービス『3Dayプリンター』も展開しています。3Dモデリングから3Dプリント・塗装など後加工までサポートします。




















