3Dプリンター、AR、VR、アニメーションなどとても面白い技術がドンドンと普及が進み私達、一般消費者も手軽に体験できるようになってきました。
中には自分でも何かプリントしてみたい、AR/VR技術を使ってみたい、好きなキャラクターを動かしてみたいなど作り手側になりたい人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、その前に立ちはだかるハードルとして3Dデータ作成があります。
そこでこの記事では、これから3Dコンテンツを扱いたい人に向けて、無料で3Dデータがダウンロードできるサイトを紹介します。
※ご紹介したいサイトがたくさんあるので今回は3Dプリンター編を紹介しています。
・3Dデータの概要
・3Dプリンターに必要なデータの作り方
・3Dデータを誰でも無料でダウンロードできるサイトの比較
・3Dデータを誰でも無料ダウンロードできるサイト5選
・3Dデータ作成代行サービスについて
・3Dデータ作成代行サービスにおすすめな『モデリー』について
3DCG作成や3D開発支援ならモデリーがおすすめ!
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目次
そもそも3Dデータとは?
3Dデータとは、コンピュータ上で立体物や形状を表現するためのファイルを指します。
3Dプリンターは、この3Dデータを基にして実際に立体物を作り上げる機器の名称のことを言います。
3Dプリンターを使用する前に、必要な3Dデータを準備しておく必要があり、このデータは、3Dプリンターにとって製造する物体の設計図の役割を果たします。
3Dデータには、「.stl」や「.obj」など、複数の形式があり、これらの形式は、3Dデータを保存する際の標準的なフォーマットとして利用されます。
専用の編集ソフトを使用することで、3Dデータの形状を変更したり、サイズを調整できます。
例えば、「Autodesk Fusion 360」というソフトウェアでは、STL形式のデータを取り込んで、自由に編集が可能です。
このように、3Dデータは3Dプリンターによる造形に不可欠な要素であり、編集ソフトを使って理想の形状に仕上げられます。
3Dプリンターに必要なデータはどう作る?
3Dデータの作成には、専用のソフトウェアやハードウェアが不可欠です。
そこでここでは、3Dプリンターに必要なデータの作り方を紹介します。
1.3DCG作成ソフトウェアでデータを作る
2.3DCADソフトウェアでデータのモデリングを行う
3.3Dスキャナ機能でデータを読み込む
それでは、3Dプリンターに必要なデータ作成方法を1つずつ詳しく解説します。
1.3DCG作成ソフトウェアでデータを作る
3DCGツールは、主にゲームやアニメーション制作で活用されるソフトウェアです。
3DCADソフトとは異なり、より自由で創造的な形状をデザインできるため、芸術的な3Dモデルの作成が可能です。
たとえば、人形やキャラクターの3Dデータを制作する際に3DCGツールを使用すると、曲線の美しさや細かなディテールをより表現しやすくなります。
また、質感や色の追加・アニメーションの設定も可能で、リアルな3Dモデルを作り出せます。
2.3DCADソフトウェアでデータのモデリングを行う
3DCADソフトは、コンピュータ上で3Dデータを生成するためのツールです。
建築や製造業などで広く利用されており、精密な寸法や形状を指定して3Dモデルを作成できます。
例えば、箱を作成したい場合、幅や奥行き、高さといった寸法を入力することで、指定通りの大きさの3Dデータを簡単に作れます。
また、穴を開けたり、曲線を追加することで、さまざまな形状を組み合わせた、より複雑な3Dモデルの設計も可能です。
3.3Dスキャナ機能でデータを読み込む
3Dスキャナは、実物の形状をデジタル化して3Dデータに変換するための装置です。
物体の形状を正確に取り込み、そのデータを直接コンピュータに反映できます。
例えば、お気に入りの置物やフィギュアを3Dスキャナでスキャンすると、その形状を忠実に再現した3Dデータが作成されます。
このデータを利用して3Dプリンターで出力すれば、元の物体と同じ形状のレプリカを作成することも可能です。
3Dスキャナには、物体を回転させながらスキャンするタイプや、カメラで撮影するだけで簡単に3Dデータを生成できるタイプなど、さまざまな種類があります。
3Dデータを誰でも無料でダウンロードできるサイトの比較表
ここでは、3Dデータを無料ダウンロードできるサイトの比較表を紹介します。
サービス名称 | ライセンス | 日本語対応 | 料金 |
Thingiverse | 非営利・個人使用のみ | なし | 無料 |
3D CAD DATA | 独自ライセンス | あり | 無料 |
Yobi3D | 不明 | なし | 無料 |
MyMiniFactory | 非営利・個人使用のみ可能 | なし | 無料・有料どちらもあり |
モデラボ | 作者が許可していれば商用利用可能 | あり | 無料 |
3Dデータを無料でダウンロードできるサイトを選ぶ際は、日本語に対応しているかが重要です。
上記表からは、『3D CAD DATA』と『モデラボ』が日本語対応しており、料金も無料プランのみということが分かります。
3Dデータを無料ダウンロードできるサイトについて、ここから詳しく解説していきます。
3Dデータを誰でも無料ダウンロードできるサイト5選
ここでは、3Dデータが無料でダウンロードできるサイト5選を紹介します。
1.Thingiverse.com
2.3D CAD DATA.com
3.Yobi3D
4.MyMiniFactory
5.モデラボ
それではここから、3Dデータがダウンロードできるサイトを1つずつ紹介・解説します。
1.Thingiverse.com
Thingiverse.com(シンギバース)はMakerBot社が運営する無料の3Dデータ共有サイトです。
主に3Dプリンター用のデータですが、中にはレーザーカッターやCNC用のデータも含まれておりそのデータ数は10万件以上もあるとのことです。
海外サイトのため全て英語ですが、作りたい形やキャラクターなどのキーワードで検索すると意外とすぐに欲しいデータが見つかったりもします。
またトップページにはダウンロードが多いコンテンツを特集してくれたりもしますので定期的にサイトを訪れると楽しい発見があったりします。
2.3D CAD DATA.com
3D CAD DATA.comは無料の利用登録を行うだけで3Dプリンター用のデータをダウンロードできるサイトです。
国内のサイトなので検索も日本語で出来ます。
またこちらのサイトはSTLデータのみですのでダウンロード後にすぐに
プリントすることが出来ます。
3.Yobi3D
Yobi3Dは、インターネット上に公開された3Dデータ専用の検索エンジンになります。
簡易的なビューワー機能もあるためサイト内でデータを確認し必要ならばリンクを飛んでデータをダウンロードすることが出来ます。
4.MyMiniFactory
MyMiniFactoryは、3Dプリンター利用者のためのオンラインプラットフォームであり、世界中のクリエイターが作成した高品質な3Dモデルを無料でダウンロードしたり、有料で販売できます。
本ソフトの特徴として、多様な3Dモデルが揃っており、キャラクター、ミニチュア、ガジェット、アクセサリー、実用的なアイテムなど、多岐にわたるジャンルの3Dモデルが揃っています。
また、アップロードされる3Dモデルは厳しい品質管理を通過しているため、ユーザーは安心してダウンロードできます。
さらにMyMiniFactoryは、無料で提供されるモデルに加え、プロのデザイナーやアーティストが作成した高品質な有料モデルも入手可能です。
また、クリエイターが自分の作品を発信し、収益を得ることができる場を提供しています。
ユーザー同士が交流し、3Dプリントに関する情報交換やアドバイス、作品発表が行えるコミュニティが用意されており、定期的に3Dモデルのコンテストが開催されるため、クリエイターから注目を集めています。
5.モデラボ
モデラボは、株式会社プロノハーツが運営する3Dデータの共有とダウンロードを無料で楽しめるオンラインコミュニティサービスです。
ユーザーは自分の作品(STLファイル形式)を投稿し、他のユーザーと共有できます。
モデラボは、幅広いジャンルの3Dモデルを提供するプラットフォームとして、キャラクター、建物、乗り物、家具など、さまざまなカテゴリーにわたる3Dモデルが公開されており、ユーザーは自分のニーズに合ったモデルを見つけられる特徴があります。
本プラットフォームでは、無料でダウンロードできるモデルだけでなく、プロフェッショナルなモデラーが作成した高品質な有料モデルも取り揃えています。
これにより、初心者から上級者まで、さまざまなレベルのユーザーが利用できる環境が整っています。
さらに、モデラボの特徴のひとつとして、ユーザー同士の交流が活発に行われるコミュニティ機能があります。
このコミュニティでは、3Dモデリングに関する情報交換やアドバイス、作品発表などが行われ、クリエイター同士が刺激を受けながら成長することができます。
また、モデラボでは、定期的に開催される3Dモデルのコンテストを開催しています。
コンテストでは、クリエイターの創作意欲を高める絶好の機会であり、多くの参加者が競い合いながらスキルを磨いています。
モデラボは、モデリングソフトとの連携機能も充実しており、Blenderなどの主要な3Dモデリングソフトとのスムーズな連携が可能で、モデルのアップロードやダウンロードが簡単に行えます。
これにより、ユーザーは効率的に作業を進めることができ、よりクリエイティブな活動に集中できます。
このようにモデラボは、このように多くの機能とサービスを提供し、3Dモデリングに興味を持つすべての人にとって理想的なプラットフォームとなっています。
3Dデータが見つからない場合は『3Dデータ作成代行サービス』がおすすめ
希望する3Dデータをオンラインで見つけられない、または自分で作成するのが難しい場合、3Dデータの作成を代行してくれるサービスを利用するのも一つの手段として挙げられます。
3Dデータ作成代行サービスに、イラストや写真を提供するだけで、プロフェッショナルな3Dデータを得られるメリットがあります。
また、代行サービスを利用することで、3Dデータ作成に必要な時間や労力を大幅に軽減できます。
さらに、代行サービスに依頼する際は、専門的なソフトウェアや高性能なコンピュータを用意する必要もありません。
3Dデータを作成するスキルや設備が不足している方には、このような3Dデータ作成代行サービスの利用をおすすめします。
3Dデータ作成なら『モデリー』にお任せ!
・幅広い用途に対応
・豊富な制作実績
・多様な素材からモデリング可能
・経験豊富なプロのモデラーが制作
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3Dデータ作成・3DCG制作で最もおすすめしたいのが、3Dデータ作成サービス『モデリー』です。
モデリーは、国内の3Dデザイナーだけでなくウクライナなどの海外デザイナーとも提携し、最適な3Dデータを安価に提供しています。
また、チャットで気軽に相談でき、わからないことを解決しながら進められるため、知識のない人でも安心です。
ゲームを始め、VTuberやAR/VR他幅広い用途に対応し、最適な3Dデータを作成します。
モデリーは、以下のような方におすすめです。
・予算の都合上、低コストで依頼したい
・3Dの知識がないが、3Dデータを作ってほしい
・指示通りのデザインが完成するか心配
・短納期の依頼だけど品質を保ちたい
3DCG制作が初めての方からベテランまで、全層におすすめのサービスを提供しています。
まとめ
本記事では、3Dデータが無料でダウンロードできるサイト5選を紹介しました。
今回は5つのサイトを紹介しましたが、このような共有サイト以外にも美術館やメーカーが無料データを公開している専門サイトもあります。
また、有料ですがクオリティの高いデータが手に入れられる個人間のデータ販売サイトなど、自らデータを作製しなくても必要なデータを手に入れる方法はたくさんあります。
3DCG作製は初心者には難易度が高いため、諦めてしまう方が多いのが現状ですが、諦めずに本記事で紹介したサイトを利用して作り手への第一歩を踏み出してほしいと思います。
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また、モデリーは「500件以上の制作実績」「ジャンルを問わずあらゆる依頼に対応」「目的に応じたサポート力」など選ばれる理由があります。
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