拡張子って何?
ファイル名にある末尾の記号のことを指します。
例えば、WindowsのExcelですと、「◯◯◯.xlsx」パワーポイントは「◯◯◯.pptx」といった具合に記号がつきます。
同じように3Dデータにもさまざまな拡張子があります。使用するソフトによって拡張子の形式も変わってきます。
拡張子データの種類
ソフト名(形式) | 拡張子の記号 |
step | stp |
sat | sat |
netfabb | fabbproject |
STL | stl |
3DS MAX | 3ds |
VRML | wrl |
OBJ | obj |
iges | igs |
SolidWorks | swb |
inventor | ipt |
色付きデータ
色付き(フルカラー)のデータをやり取りする際は、主にply,wrl,obj,fbxなどの拡張子が扱われます。
中間データとは?
修正ができるデータ形式のことを指します。
Wordを例にすると、「.docx」の拡張子のファイルは添削が行えますが、PDFは文章の修正ができません。このように、他のパソコンやソフトでも修正できるモデルのことを中間データと呼びます。
3Dデータの場合は「step」や「iges」などの形式が中間データとして使われています。
stlデータの修正・変換は難しい
「stl」は中間データと違ってPDFのような、修正ができないモデルです。「stl」の拡張子のモデルを、直接修正を行うことはできません。また、igesやstepデータのような中間データに変換することも難しいです。(サイズのスケールを変更することは可能です)
stlデータって?
そもそもstlデータは、大手3Dプリンターメーカーの3DSystemsによって生まれました。「Standard Triangulated Language」の略とも呼ばれております。
なお、ここ近年、3Dプリンターによるデータの流通は、stlファイルによるやり取りが多くなりました。
3Dデータ共有サービスでもstlファイルでダウンロードするケースが多いです。3Dデータのフォーマットの一般的なカタチとして機能しつつあると言えるでしょう。
■参考サイト
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