3Dモデルソフトは、大別して「3D CAD」と「3D CG」の2種類のタイプがあります。「3D CAD」は工業系に使われるメカニックなものが中心で、「3D CG」は主にアニメーションや映像作品に使用されています。
今回は「3D CG」で使用するモデルリングソフトについて紹介します。
目次
Blender(ブレンダー)
Blender(ブレンダー)は有志の寄付によって開発されました。 オープンソースの3DCGソフトで、テクスチャをくっつけたり、ボーンの貼りつけたりするのも無料です。欠点をあげるならば、機能が多すぎるため慣れるまで少し使いにくい可能性があります。 また、Web上の解説記事だけではなく、関連書籍も充実しています。
価格:無料
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MAYA(マヤ)
出典:(C)2019 Autodesk Inc.
言わずと知れた3Dモデルソフトの金字塔、Maya(マヤ)。販売元は3D界の巨匠、Autodesk(オートデスク)社です。
Mayaは多機能性が特徴で世界中のモデラーに使われています。年々アップデートされていくのも強みですね。また、たくさんのユーザーがいるため、ソフトの使い方の解説記事も豊富。Mayaを学ぶのは困りません。
価格:3万円/1ヶ月〜(サブスクリプション制。最初の30日は無料で使用可能。また学生版は無償で3年間利用可能)
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3ds Max( スリーディーエスマックス)
出典:(C)2019 Autodesk Inc.
こちらもAutodesk社の製品。Windowsでのみ対応しており、Macでは利用できません。 同社から販売されているMayaとの大きな違いは、プラグインとアニメーション対応にあります。有料のプラグインを使うことで機能の拡張が可能です。
価格:3万円(税抜)/1ヶ月〜(サブスクリプション制。最初の30日は無料で使用可能。また学生版は無償で3年間利用可能)
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CINEMA 4D(シネマフォーディー)
ドイツのMAXON Computer社が開発したソフト。 Adobe社の2Dアニメーションソフト「After Effects(アフターエフェクト)」と連携可能です。
ソフトの動作が軽くレンダリングのスピードやアニメーションの作りやすさに定評があります。海外では普及していますが、日本での普及率はあまり大きくないそう。
Shade 3D(シェイドスリーディー)
概要:20年の歴史を誇るモデルソフト。汎用性が高く3Dプリンターにも対応しています。
また、建築、人物、アニメなど様々なモデルへと対応しています。料金はパッケージ購入とサブスクリプション(月額制)のパターンから選択可能です。建築業界や教育機関に導入されています。
価格:19800円(税抜)/1年(サブスクリプション制)〜
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metaseqoia(メタセコイア)
ライトな価格が魅力的。ユーザーの掲示板があり、相談や質問をしやすいです。3Dモデル作成(モデリング)のみなので、アニメーションをつけるのは別のソフトで作業する必要があります。こちらも国産のモデルソフトです。
価格:5000円(無料版もあり)
製品詳細
六角大王
出典:(C)SOURCENEXT CORPORATION
六角大王は初心者にも分かりやすいデザインが特徴。日用品、家具、乗り物、人物など、1500点を超えるフリー素材を配布しています。 国産のモデルリングソフトなので、日本語での説明や対応も丁寧です。
価格:9400円(無料版もあり)
製品詳細
まとめ
企業向けのハイエンド商品だと数十万円はする3Dモデルソフトでしたが、無料もしくは数万円で高機能のソフトも個人利用できるようになりました。自分のスキルや用途にあったソフトを選んでいきたいですね。
2019年版も要チェック!
【2019年版 3DCG入門】アニメーションに使える3Dソフトって何があるの?
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