昨今、AppleはiOS11から「ARKit」でAR(拡張現実)に対応、AndroidもARコンテンツを利用可能とするプラットフォーム「ARCore」をGoogleが発表するなどスマートフォンのAR対応が進んでいます。
今回はAR機能を使って積み木のように3Dモデリングができるアプリ「Makebox AR」を紹介します。
Makebox ARとは
「Makebox AR」はマインクラフトのように立方体を組み合わせて3Dモデリングができるスマートフォン用のARアプリです。機能については以下の項目を参照してください。機能については以下の項目を参照してください。
■ 3Dモデリングが簡単にできる!
ARKit/Tangoの技術を使って積み木感覚で直感的に3Dモデリングが可能!■ 作ったモデルはWebに共有できる!
Makebox ARで制作した3DモデルをアプリからWebにアップロードすることが可能!■ 他のユーザーが投稿したモデルを見れる!
他のユーザーが投稿したモデルを呼び出して見たり、編集することができます。
(現在iOS専用となっております)■ objファイルのダウンロードができる!
作ったモデルをWebに共有すればobjファイルとしてダウンロードすることができるので、他の3Dモデリングツールで編集可能!■ 毎日お題が更新される!
引用:株式会社ViRD|Makebox AR
毎日変わるお題に挑戦することができます。
作りたいものがなくても、気軽にお題に沿った3Dモデルを作れます。
もちろん。自由に3Dモデリングを楽しむこともできます!
開発元である株式会社ViRDはVRコンテンツ制作会社。VR上で3Dモデリングができる「Makebox」というVRアプリケーションを提供しています。今回はそちらのARアプリということですね。
実際に使ってみた
アプリを起動するとカメラ機能がオンになるので床を認識させます。
左右にコマンドが出ているので、それらを使いモデリングしていきます。積み木のような要領で簡単にモデリングが可能です。
ブロックの追加コマンドを押すと、右下にブロックを持った手が出てきます。画面をタップすると真ん中の白い十字部分にブロックが追加されます。
ブロックの削除コマンドでは、ハンマーを持った手が表示されます。かわいいですね。同様に削除したいブロックを画面真ん中に合わせて、画面をタップすると削除できます。
色の変更や既に配置したブロックの移動ができるコマンドもあります。
また、毎日お題が出されるので、それに挑戦するのも面白いでしょう。簡単に作ってみましたが、意外に難しいです。
その他にも自分の作品をシェアしたり、他のユーザーの作品を見たりすることもできます。ユーザーの作品では1から完成までの構築されていく手順も確認でき、とても面白いです。
まとめ
「Make AR」はスマホで積み木のように直感的にモデリングできる面白いARアプリでした。また、より本格的なモデリングをしたい方もいらっしゃると思いますが、現在スマートフォンではそのようなアプリはありません。iPadをお使いであれば「Shapr3D(シェイパー3D)」という本格的なCADモデリングアプリがあるので、以下を記事を読んでみてください。
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