今まで3Dモデル作成ソフトなどの紹介記事を書いてきました。
【3Dデータの作り方講座①】無料で使える3Dモデルソフトを紹介(2017年版)
私自身も経験がありましたが、使っているCADですと色付きデータが開けなかったりします。
そこで今回は、3Dモデルを表示するのに適したソフトやWEBサービスをお届けします。ほとんど無料で使えておすすめです。ではどうぞ!
Mesh Lab(メッシュラボ)
人物やアニメの3Dモデルをキレイに可視化します。CADよりもCG系の方が得意です。
背景がシンプルな単色なので、3Dデータ自体を集中してみることができます(心なしかMacのKeynoteみたいですね) ただ、インポートできるファイルは、”ply” “stl” “obj”など対応できる拡張子の種類は少なめです。編集などの操作も可能です。
特徴
色付き:可
サイト埋め込み:不可
編集機能:あり
得意用途:CG系
公式サイトはこちら:http://www.meshlab.net/#description
Sketch fab
正確にはソフトでなくブラウザなのですが…、作成したモデルを色んな人に見てもらうに適しています。自分のサイトやブログに、3Dモデルを埋め込んだり、各SNSでシェアすることができます。ビュアーやLike数を確認できるのも嬉しいですね。
他にも、アニメーションを付けたり、VRモードが搭載されていたり、閲覧の制限を行うパスワードを掛けることもできます。
特徴
色付き:可
サイト埋め込み:可
編集機能:なし
得意用途:CG系
公式サイトはこちら:https://sketchfab.com/
net fabb
株式会社3DSが提供しております。主に3Dプリントの際のエラー箇所を見つけたり修正を行うのに適しております。
サイズ、ポリゴン数、エラー箇所を確認することができたり、サイズ変更も行えます。エラー部分も赤色で表示されます。スタンダードプランは年間15万円~で使えます。
特徴
色付き:不可
サイト埋め込み:不可
編集機能:あり
得意用途:CAD系(特に3Dプリント)
公式サイトはこちら:http://www.3ds.co.jp/product/netfabb
最後に
現在、さまざまな3Dソフトが出ていますが、作成用や表示など用途に合わせて使い分けてみてもいいですね。
個人的には、以下のように使い分けています。
- 3Dソフトを持っていない人への共有 → Sketchfab
- 作成したCADモデルのエラー確認 → net fabb
- CG系全般 → Mesh Lab
どれもソフトの動作が軽いので、ノートPCで動かせるのも嬉しいです。また各ソフトの詳しい使い方などを説明していきたいと思います。ではでは!
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