服の事例「ZOZO TOWN」
ファッションECを展開する「ZOZO TOWN」が、自身の身体のサイズを自動で測ってくれるボディスーツを提供しました。
驚くべきはその価格。
なんとキャンペーンとして、送料200円(離島は別途)を除く本体価格が0円で配布しております。0円、、、凄すぎる。ネットでも反響を呼び、ソーシャルでも大きな話題を集めました。
キャンペーン終了後は、3,000円で提供されるそうです。
サイト引用:http://zozo.jp/zozosuit/
ZOZOSUITは、あなたの身体の寸法を瞬時に採寸することのできる伸縮センサー内蔵の採寸ボディースーツです。
上下セットで着用し、お手元のスマートフォンをかざすだけ。
人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代へ。
ZOZOSUITから始まる新しいファッションの世界をどうぞお楽しみください。
さらに次は、自社でオリジナルのブランドを立ち上げる予定だそうです。
スマホの事例「Xperia」
新しいスマホ機種では、3Dスキャナーの機能が搭載されており、多くのものを3Dデータ化する取り組みが見込めそうです。
Xperiaでは、カメラが3Dスキャンのような機能を持っております。人物やモノをスキャンし、フィギュア化したり、3Dアバターとして活用することができます。
3DプリントサービスのDMMと提携し、作ったデータはそのままフィギュアとして活用可能。
参考記事→Xperia™に搭載される新機能「3Dクリエーター」でスキャンした3Dデータから、オリジナル3Dフィギュアを作成できるサービスを開始
実際の3Dデータの精度は分かりませんが、かなり劇的な進化ですね。
また、iPhoneXでも、読み取った画像を3Dデータ化しようとする企業の取組があったりします。
靴の事例「ミリメーター」
「ZOZO TOWN」は身体ですが、ミリメーターは靴に特化した計測サービスを行なっております。
計測よりもオーダーメイドの靴を作ることを目的としております。
靴の木型を3Dプリンターで造形。自分の足に合った
主に、靴ずれが起こりやすい女性のバンプスやヒールなどを提供しております。
価格は60,000円〜と安くない金額ですが、オーダー依頼は3ヶ月先じゃないと予約が取れないそうです。すごい。
また、ミリメーター社は、3Dプリンターをつかった商品企画・サービスも提供しております。
まとめ
2013年の3Dプリンターブームの時に、多くの会社が3D計測に乗り出しました。
具体的な利用シーンが少ないことから事業撤退は多くありますが、ここ近年でカタチを変え、いろんな領域で再度熱がきているように感じます。
3Dスキャンの価格は年々下がってきているので、「靴」「服」という領域は探ってみるとおもしろいかもしれませんね。
特に自分の足は大きく変わらないので、データとして残しておくといいかもしれませんね。それにしてもまだまだ価格は高く、大企業じゃないと低価格でサービスを出せない印象もありますが!
また今後の活用事例に期待です。
3Dモデル制作サービス『モデリー』では、納得の価格、安定の品質であらゆる3Dデータを提供します。まずはお気軽にご相談ください。
3Dプリントが3日で届くサービス『3Dayプリンター』も展開しています。3Dモデリングから3Dプリント・塗装など後加工までサポートします。