今回は、3Dホログラム技術の応用技術でNTTの提供する「エアリアルUIソリューション」について紹介します。
エアリアルUIは特殊ガラスに立体を映し出し、遠隔で顧客対応などに利用が予定されている技術です。JALの羽田空港のラウンジで試験的に導入されています。
概要
- MR技術なしでもホログラムを映し出す技術
- 知見がなくても利用できるコンサルティングチームのフォロー
- その場にいなくても受付・案内ができる
- JALがトライアルを実施
ホログラム映像技術【エアリアルUIソリューションとは】
エアリアルUIソリューションとは、NTTコミュニケーションズ株式会社の提供するホログラム技術です。
特殊ガラスに立体を映し出すことで通話や顧客応対などに活用できます。同技術に対する知見がなくても活用ができるほか、同社のコンサルティングチームのサポートを受けながらビジネスに利用できることがメリットです。また、MRなどゴーグルが必要ではないため気軽に利用できることもポイント。
JALのラウンジでの3Dホログラム映像技術の活用方法とは
JALではこの「エアリアルUIソリューション」を2019年4月10日~4月21日の間、羽田空港国際線サクララウンジでトライアルとして実施しました。
同技術の特殊ガラスへの映写機能を利用し、映し出された3Dホログラムの従業員が遠隔で顧客の対応しています。シャワールームに受付案内や、開施錠などが業務としておこなわれました。
ホログラム技術の応用で業務効率化にもつながるかも
今回は、NTTコミュニケーションズの提供する「エアリアルUIソリューション」についてご紹介しました。
遠隔で顧客対応が可能になるため、長時間稼働が必要な空港業務やホテル業務などがこの技術を導入することにより、スタッフの負担の減少に繋がるのではないでしょうか。
参照
NTTコミュニケーションズ|未来的なUIを実現する
エアリアルUIソリューション
「3Dホログラム技術を使った遠隔受付 – JALがラウンジで実施」
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