3Dプリンター

Relativity Spaceの3Dプリンター

【NASAがリース契約】3Dプリンターで作るロケット関連技術とは

池井戸潤原作の『下町ロケット』シリーズは、TBSでドラマ化された人気の作品です。登場する企業が一致団結して部品を作り、ロケットを飛ばすヒューマンドラマに感動したという方も多いのではないでしょうか。

今回は、人の手間を大幅に省いてほぼ全ての部品を3Dプリンターで造り、ロボットで組み立てるという次世代のロケット技術についてご紹介します。

概要

  • ほぼ3Dプリンターで部品をつくる技術
  • NASAとリース契約を結ぶ
  • 世界初のロケット自動製造施設の可能性
  • 火星に製造基地をつくるという展望

ロケットエンジンのほぼ全ての部品を3Dプリンターで作る?

ロケットのエンジンの部品は現状で約30万個(参照:文部科学省宇宙開発利用)ほどの部品が使われており、製造するだけで10~14ヶ月かかるといわれています。

3Dプリントで製造されるロケット「Terran1」のエンジンは3つの主要部品で構成されています。

そのうちの主要部品「チャンパー」は2~3週間で製造され、1カ月とかからないから驚きです。

部品の品質についてもモデリングしたものをプリントするのみなため、規格の統一に問題はないと考えられます。

3Dプリンターで製造した部品をどのように組み立てる?

組み立てについては、基本的にロボットが自動でおこないます。ロボットによる組み立てのメリットは、ロケットの規格変更などの設備の拡張や変更が必要ないことです。

例えば、新たな組み立てプロセスの追加が必要な場合、設備拡張が必要なケースも通常のロケット開発ならあり得ます。

しかし、3Dプリントを使った場合は部品に合うようにロボットのプログラムを書き換えれば済むので、手間やコストは従来と比較してかかりません。

また、この技術を開発しているRelativity Spaceはロケット製造の自動製造施設の開発を目指しているようで、実現されれば世界初といいます。

火星に自動製造施設を作ることも検討しているため、今後の動向に目が離せません!

YouTubeには3Dプリンターで部品を製造する様子やエンジニアにインタビューした動画がアップロードされています。

3Dプリンター×ロケットの未来

3Dプリンターを使いロケットの完全製造自動化を目指すアメリカのスタートアップ企業「Relativity Space」についてご紹介しました。

ロボットの自動製造工場が実現されれば、宇宙開発事業が大幅に発展するともいえます。

同社の製造するロケット「Terran 1」の打ち上げテストは2020年後半におこなわれるようなので、東京オリンピックの後のビックイベントになりそうですね。

参照

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齊藤 一樹

投稿者の記事一覧

千葉県出身。観光学部観光学科を卒業。リスティング広告・SEOコンテンツの企画/編集・構成/作成などに従事。学生時代はライターとして活動し「マルチ 潜入」のキーワードで検索1位になった経験がある。

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