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3Dモデル制作の依頼方法とは?おすすめの外注先や費用相場を徹底解説!

3Dモデリングは、映画やゲームといった映像コンテンツや、3Dプリンター用のデータとして広く利用されています。

映像作品やゲームの中で使用される3Dモデルを、より多くの場面で活用したいと考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、3Dモデリングを覚えるには多くの時間と費用が必要になります。

3Dモデリングを覚える時間がない方や、制作の参考にしたい方などは『3Dモデル制作の外注化』がおすすめです。

そこでこの記事では、3Dモデル制作の依頼方法や費用相場、おすすめの外注先5選を徹底解説します。

これから3Dモデル制作を始める方や、忙しくて制作に手を付けられない方などは参考にしてください。

この記事で分かること
・3Dモデル制作の依頼方法
・3Dモデル制作の費用相場
・3Dモデリングを依頼する際の注意点
・3Dモデル制作におすすめの外注先

3Dモデル制作の依頼方法

3Dモデルを作成するには、モデリングというデータ作成作業が必要です。

この作業は自分で取り組むこともできますが、専門的な知識やスキルがない場合はプロに依頼するのが効率的です。

3Dモデルの制作をプロに依頼する方法としては、以下のような選択肢があります。

3Dモデルの制作を依頼する方法

1.3Dモデル制作会社に依頼する
2.SNS・クラウドソーシングサービスから個人のクリエイターに依頼する

それではここから、3Dモデル制作の依頼方法を1つずつ詳しく解説します。

3Dモデル制作会社に依頼する

3Dモデル制作を依頼する際には、3Dモデルを制作する会社に依頼する方法が一般的です。

これらの企業には、3Dデザインを専門とするプロフェッショナルが在籍しており、細かな要望にも柔軟に対応してくれます。

また、3Dモデルの原画をもとに制作を依頼したい場合も対応してもらえるケースが多く、初心者でも理解しやすい提案をしてくれます。

SNS・クラウドソーシングサービスから個人のクリエイターに依頼する

3Dモデル制作を依頼する際には、SNSやクラウドソーシングを活用して、個人のクリエイターに制作を依頼する方法があります。

フリーランスとして活躍するプロフェッショナルなクリエイターも多く、豊富な経験を持つ方や、有名VTuberの3Dモデル制作を手掛けた実績を持つ方も多く見受けられます。

3Dモデル制作会社よりも柔軟な対応をしてくれることが多く、費用も相談次第で抑えられるのが魅力です。

3Dモデル制作の費用相場

ここでは、3Dモデルの制作にかかる費用相場を『人物の制作にかかる費用相場』と『人物以外の制作にかかる費用相場』に分けて紹介します。

3Dモデル制作に掛かる費用相場の比較表を以下に記載します。

制作物費用相場概要
人物5~100万円・制作工数、期間、オプションにより変動あり
・大規模な制作では数百万円になる可能性あり
動物、既製品、建築物など5~50万円数千円で対応可能な場合もある
3Dモデルを動かす加工5万円~車を走らせる、人物がうなずくなどのアニメーション
細かいアクション80万円~・VTuberのように手を振るなどのアクション
・人物の場合、表情やアクションが複雑になるため費用が高くなる傾向

それではここから、3Dモデル制作にかかる費用相場を1つずつ解説します。

人物の制作にかかる費用相場

人物モデルの制作費用は、一般的に5万円から100万円程度が相場とされています。

ただし、制作に必要な工数や期間、選択するオプション内容によって費用は大きく変動します。

また、規模が大きいプロジェクトの場合、総費用が数百万円に達するケースもあります。

人物以外の制作にかかる費用相場(動物、既製品、建築物など)

動物や既製品、建築物などの3Dモデリングの費用は、一般的に5万円から50万円程度が目安とされています。

ただし、一部では数千円から対応可能なサービスも存在します。

また、3Dモデルに動きを加える加工は、別途費用が掛かるケースがあります。

例えば、車を走らせる動きや人物のうなずきといった簡単なアニメーションをつける場合、相場は5万円以上が目安となります。

さらに、VTuberのキャラクターが手を振るといった精細なアクションを追加する場合、費用が80万円以上になることもあります。

特に人物をモデリングする際は、表情や動作がより複雑になる傾向があるため、総じて費用が高額になる傾向があります。

3Dモデリングを依頼する際の3つの注意点

3Dモデルの制作費用は、安くないため少しでもコストを抑えて依頼できる会社を探している方も多いと思います。

しかし、価格だけを重視すると結果的にトラブルや失敗に繋がる恐れがあります。

そこでここでは、3Dモデリングを依頼する際の注意点を徹底解説します。

3Dモデリング依頼の注意点

1.豊富な実績を持つ制作会社または個人クリエイターに依頼する
2.著作権や使用範囲を事前に確認しておく
3.3Dモデルの使用用途やデザイン要望を伝える

それではここから、1つずつ詳しく紹介します。

1.豊富な実績を持つ制作会社または個人クリエイターに依頼する

高品質な3Dモデルを制作するには、経験豊富な制作会社や個人クリエイターに依頼するのがおすすめです。

実績が多いということは、多くのクライアントから信頼され、数々のプロジェクトを手掛けてきた証拠といえます。

依頼前には、制作会社や個人クリエイターの過去作品や事例を確認しておきましょう。

2.著作権や使用範囲を事前に確認しておく

制作物の著作権は、制作者に帰属することがあるため、契約時に取り決めた利用用途や媒体以外でデータを使用できないこともあります。

予期せぬトラブルを避けるためにも、著作権の所在や利用範囲を事前に確認しておくことが重要です。

これらの事項は契約書に明記し、打ち合わせ時にもきちんと確認しておくよう心掛けましょう。

3.3Dモデルの使用用途やデザイン要望を伝える

3Dモデリング依頼時の打ち合わせを円滑に進めるためには、3Dモデルの用途やデザインに関する要望を事前に整理しておくことが重要です。

そのため、依頼する前に、使用目的や希望するデザインイメージを明確にしておきましょう。

特に、参考にしたいデザインやコンテンツがある場合は、それを用意しておくことで、要望をより具体的に伝えられます。

3Dモデル制作におすすめの外注先5選

ここでは、3Dモデル制作におすすめの外注先を5社紹介します。

3Dモデル制作におすすめの外注先

1.モデリー
2.ココナラ
3.Lancers(ランサーズ)
4.なのです
5.CGTrader

それではここから、1社ずつ詳しく解説します。

1.モデリー

モデリーバナー
モデリーの特徴
・幅広い用途に対応
・豊富な制作実績
・多様な素材からモデリング可能
・経験豊富なプロのモデラーが制作
・納得の価格、安定の品質
・サポート、サービスが優れている

3Dモデル制作で最もおすすめしたいのが、3Dデータ作成サービス『モデリー』です。

モデリーは、国内の3Dデザイナーだけでなくウクライナなどの海外デザイナーとも提携し、最適な3Dデータを安価に提供しています。

また、チャットで気軽に相談でき、わからないことを解決しながら進められるため、知識のない人でも安心です。

本サービスは、ゲームを始め、VTuberやAR/VR他幅広い用途に対応し、最適な3Dデータを作成します。

モデリーは、以下のような方におすすめです。

モデリーがおすすめな人
・予算の都合上、低コストで依頼したい
・3Dの知識がないが、3Dデータを作ってほしい
・指示通りのデザインが完成するか心配
・短納期の依頼だけど品質を保ちたい

3Dモデル制作が初めての方からベテランまで、全層におすすめのサービスを提供します。

2.ココナラ

ココナラの画像
出典:ココナラ
ココナラの特徴
・450種類以上のカテゴリーから比較検討
・サービス提供は全てオンラインで完結
・テキスト、ビデオチャット、電話など幅広い取引
・経験豊富なプロのモデラーが制作
・納得の価格、安定の品質
・購入、販売のやり取りはココナラが仲介
・365日運営サポート

ココナラは、ビジネスシーンから日常生活まで、個人の得意分野を手軽に取引できる日本最大級のスキルマーケットです。

本サービスでは、450を超えるカテゴリから、自分に合ったサービスを比較しながら選べる特徴があります。

自分に合ったサービスを徹底比較できるため、詳細な提供内容や利用者のレビューを基に、納得のいく依頼・受注が可能となっています。

また、すべてのサービスはオンラインで完結するため、場所や時間を問わず、テキスト・ビデオ通話・電話、さらにはデータのやり取りなど、柔軟な形で利用できます。

さらに、取引時の支払いはココナラが間に入るため、安心して利用可能です。

ココナラは、365日体制のサポートで、いつでも安心してサービスを受けられる魅力があります。

ココナラ公式YouTubeチャンネルでは、『ココナラ戦略ウェビナー』や『ユーザーストーリー』などが公開されているので参考にしてください。

3.Lancers(ランサーズ)

Lancers(ランサーズ)の画像
出典:Lancers(ランサーズ)
Lancers(ランサーズ)の特徴
・日本最大級のクラウドソーシング
・エンジニア、デザイナー、ライター登録者数業界トップクラス
・ホームページ制作、ロゴデザイン、3Dモデル制作など幅広い取引

Lancers(ランサーズ)は、日本国内で最大規模のクラウドソーシングプラットフォームです。

クラウドソーシングとは、インターネットを活用して企業が不特定多数の人々に業務を委託する仕組みを指します。

本サービスは、エンジニア、デザイナー、ライターの登録者数が業界トップクラスとなっています。

また、ホームページ制作やロゴデザイン、アプリやシステム開発、ライティング、さらには簡単な作業まで、あらゆる業務をプロに気軽に依頼可能です。

Lancers(ランサーズ)は、仕事を探しているフリーランスと、業務を外注したい企業や個人をつなぐ役割を果たしています。

Lancers(ランサーズ)公式YouTubeチャンネルでは、「プロジェクト方式の進め方」や「報酬の受け取り方」などが動画で詳しく解説されています。

本サービスの使い方に迷った際にお使いください。

4.なのです

『なのです』の画像
出典:なのです
『なのです』の特徴
・かわいい3Dキャラクターを得意としている
・背景モデリングも可能
・VR/AR/MRなど様々なデバイスに対応

『なのです』では、「かわいい」をテーマに掲げ、VTuber向けやゲーム用の3DCGキャラクターモデルをはじめとする、多様なキャラクターモデルの制作を手掛けています。

本サービスでは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といったさまざまなデバイスに対応し、それぞれの特性を最大限に活かした表現を制作します。

また、モデリングだけでなく、最終的な動作環境を考慮したビジュアル表現の実現を得意としています。

5.CGTrader

CGTraderの画像
出典:CGTrader
CGTraderの特徴
・ストックおよびカスタム3Dモデル分野で世界最大級のプラットフォーム
・2,160,000点以上の3Dモデルが公開
・1,030万人を超えるユーザーによるコミュニティ

CGTraderは、ストックおよびカスタム3Dモデルの提供において、世界最大級のプラットフォームです。

同社のセルフサービス型マーケットプレイスでは、2,160,000点以上の3Dモデルが公開されており、1,030万人を超えるユーザーから成る活発なコミュニティによって支えられています。

こちらは、ダウンロードした3Dモデルから、アレンジしてオリジナルの3Dモデルを作成できます。

また、CGTrader Enterprise 3D Modelingでは、企業顧客やオンラインリテーラーが、2Dの製品画像を拡張現実やその他の3D体験向けにフォトリアルな3Dモデルへと変換できます。

まとめ

本記事では、3Dモデルの依頼方法や費用相場、注意点を徹底解説しました。

また、3Dモデル制作におすすめの外注先5選を紹介しています。

3Dモデルは主に、『制作会社に依頼する方法』と『SNS・クラウドソーシングを使用して個人のクリエイターに依頼する方法』があります。

また、3Dモデル制作を外注する際には『人物制作にかかる費用』と『人物以外にかかる費用』が異なります。

3Dモデル制作の依頼が初めての方は、多少費用は多くなりますが制作会社がおすすめです。

ただし、制作を依頼する際には著作権や使用範囲、用途やデザイン要望などをしっかり伝えることが重要です。

これから3Dモデル制作を始める方や初心者の方は、まずは3Dモデル制作会社に依頼しましょう。


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