最近はゲーム、アバター、Vtuberモデルなどに3Dキャラクターの3Dモデルが使われており、3Dモデルを使う人が非常に増えています。
しかし、3Dモデルを外注すると、どれくらいの費用がかかるのかわからない方も多いですよね。単純に3Dモデルといっても、複雑なモデルであったり、リアルな質感を求めたり、アニメーションをつけたりするとより多くの費用がかかります。
そこでこの記事では、3Dモデルの複雑さと制作費用の関係をお伝えします。
3Dモデルとは?
3Ⅾモデルとは、三次元をベースにして作成された立体のモデルデータのことです。簡単に言えば、3Ⅾで作られた動物や人などの画像です。
2Ⅾと違い立体的なデータなので、あらゆる角度から見ることができます。最近では、VtuberやVRゲームなどによく使われています。
3Dモデルの複雑さと費用の関係
3Dモデルを外注する場合、より複雑な3Dモデルになると費用は多くかかります。複雑な3Dモデルの場合は3Dモデリング作業に時間がかかるからです。
3Dモデリングとは、 3次元のオブジェクトまたは形状の数学的表現をソフトウェアを使って作成するプロセスです。
3Dモデリングは、粘土をこねて作るイメージに近いです。粘土で作るのが簡単そうなキャラクターは作成に時間がかからず、粘土で作るのが難しそうなキャラクターはより時間がかかります。
▲実在のねぶたを元に、ねぶた祭の「ねぶた」8体を制作しました。1体につき12万5千円ほどの費用で、納期は8体で30営業日です。
できるだけ費用を抑えたいと考えている人は、複雑すぎる3Dモデルではなく、簡単な3Dモデルを作りましょう。
オプションをつけた場合の費用
3Dモデルは3Dキャラクターとして作るだけではなく、ボーンの設定やアニメーションの追加ができます。
ボーンとは、別名アーマチュアやリグとも呼ばれ、3DCGソフトで使える機能です。ボーンはオブジェクトに骨格を作って、オブジェクトを曲げることが可能。ボーンの設定は、3Dモデルの複雑さや設定によって変わりますが、およそ3〜5万円かかります。
アニメーションとは、3Dモデルが実際に動いているかのように見せる演出です。アニメーションにも、単純な動作から複雑な動作まであるので、費用はピンキリです。
簡単なものであれば3万円〜5万円、複雑であれば10万円〜20万円になります。
ボーンの設定やアニメーションの追加は、3Dモデルがどれだけ複雑であるか、そしてそれぞれの設定内容によって費用の大小が異なります。
MMDやVtuberとして使用する場合の費用
MMDとは、MikuMikuDance(ミクミクダンス)という3Dツールの略称です。MMD用に作られた3DモデルがMMDモデルと呼ばれます。
元々は初音ミクの3Dモデルを踊らせるためのツールでしたが、個人によって非公式のMMDモデルが制作され、ニコニコ動画を中心に動画が多数公開されています。
Vtuberとは、バーチャルYouTuberの略称で、3DCGもしくは2Dなどのアバターを持つキャラクターがYouTubeで動画配信をすることを指します。
しかし、最近ではYouTubeだけの活動に留まらずニコニコ動画やSHOWROOM、REALITYなどといった動画配信サイトでの活動をするバーチャルYouTuberも多く見られます。
MMDやVtuberの場合、単純な動作だけではなく、実際の人間がするような動作を想定してモデリングや設定をするので、単純なものと比べて費用が多くかかります。
例えば、お辞儀をして手を振る女の子のアニメーションを作るとします。そのアニメーションのためだけにモデルを作る場合は、指定された動きだけを想定して作るため、費用は25万円ほどです。
しかし、MMDやVtuberの場合は、動作が複雑なためおよそ80〜100万円かかります。
よりクオリティーの高いMMDやVtuberを作るには、それだけ費用もかかってしまうのです。
モデリーとは?
モデリーとは、3Dデータ作成の依頼ができるサービスです。お客様の納得の価格、安定の品質であらゆる3Dデータを提供しております。
モデリーはこんな人におすすめ
モデリーは、以下の方におすすめです。
- 短納期の依頼だけど品質を保ちたい
- 指示通りのデザインが完成するか心配
- 予算の都合上、低コストで依頼したい
要するに、早い・安い・高クオリティの3拍子が揃っているのがモデリーということです。
3Dモデルの制作にかかる価格はどれくらい?
モデリーで依頼する場合の予算感は、目安として以下の通りです。
■簡単なキャラクターのデータ
3万円
■複雑なキャラクターのデータ
8万円
■キャラクターのボーン設定
2万円
■ジャンプや攻撃などの簡単なモーション
2万円
■複雑な動きや炎・光などのエフェクトを含むモーション
10万円
■一般的なVtuber、MMD用モデルの費用
3Dデータ作成
15万円
剛体、物理演算設定
モーフターゲット設定費:10万円
基本ボーン&ウェイト設定費:10万円
オプションボーン設定費(衣服、上半身2段、襟IK、腕捻り、腰捻り、グループなど)
:10万円
追加ウェイト設定費(髪や衣服など):10万円
物理・剛体設定費(髪):10万円
物理・剛体設定費(衣服):10万円
合計 80万円ほど
他の業者と比べても、低価格になっています。また、お客様の予算に合わせて最適なプランを提供するため、まずはご相談をおすすめします。
モデリーの制作実績①
こちらは、弊社で制作した5人の女子高校生キャラクターのMMD、Vtuber用のモデルのうちの1人です。
お客様はUnityを扱え、Vtuber用の変換や調整はできるとのことでしたので、弊社ではMMD用の設定のみをおこなっております。テクスチャーはノーマルマップで制作しました。
また、表情モーフは一般的なMMD用のセットで作成し、ボーンは上半身2段、襟IKを入れ、MMDで汎用的なモデルに仕上げています。ロングヘアーとスカートには物理設定をおこない、自然に揺れるようにしました。
参考価格 | 60万円 |
カラー | あり |
参考納期 | 1.5ヶ月 |
ポリゴン数 | 約10万 |
モデリーの制作実績②
こちらは、MMD用の放送室の背景データです。未来的な学校の放送室をイメージし、イラストや写真を元に作成しています。
テクスチャーはレンダリング結果をベイクしてリアルな雰囲気に仕上げています。また、モデリング後はpmx editorでマテリアルや照明の設定などの最適化を行い、MMDでそのまま使用できるpmx形式で納品しました。
参考価格 | 30万円 |
カラー | あり |
参考納期 | 1ヶ月 |
ポリゴン数 | 約20万 |
まとめ
今回は、3Dモデルと制作費用の関係をお伝えしました。3Dモデルが複雑で、ボーンの設定やアニメーションを追加すると費用が多くかかります。少しでも費用を抑えたい方は、他の業者と比べても低価格であるモデリーをご利用ください。
無料相談も実施しているため、まずは無料相談をおすすめします。今回の記事を読んで、一人でも多くの方が3Dモデルに興味を持っていただければ幸いです。
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