こんにちは! パソコンを使った業務をしている人は日常的に使用しているコピーアンドペースト。それが現実世界(?)でもできるアプリが開発されており、最近Twitterで話題になっています。
そのツイートがこちら!
すごい! なんだこれは! どっちが現実か見分けがつかないほどリアルです。
こちらはツイートした方が開発されたものではなく、アメリカのニューヨークに拠点を置くLaan Labsが開発したARアプリ。
以前にARで空間の距離を測定できる「Air Measure」で話題になった会社ですね。
アプリ内容はiPhoneのカメラを使って対象を360度撮影し、簡単に3Dデータ化できるというもの。写真をそのままテクスチャーとして使用するので非常にリアルな3Dデータができます。
通常だとiPhoneのフォトスキャンで撮った3Dモデルは細部のポリゴンが乱れて粗く、あまり使い物になりませんが、この3D Scanner Proではそのあたりが非常に優れている印象です!
webサイトを見る限り、iOS12以降で搭載されるクイックルックという機能に対応することをポイントにしているようです。これは今年2018年の6月にAppleが発表しましたが、iMessage、Email、pixar上で、USDZ形式という拡張子の3Dモデルをwebブラウザ対応で共有できるというもの。そのため、専用アプリ不要でARを気軽に共有できるようになります。
現在はまだリリースされておらず、ベータ版の利用者を受け付けている状況です。
しかし公式サイトでは、お試し用の3Dデータギャラリーなどもあるようなので、興味のある人はぜひ見てみてください。9月18日以降であれば、iOS12へのアップロードができるため、搭載のiPhoneであれば、Safari上で確認することができます。
AR空間限定とはいえ、現実のコピーアンドペーストができる時代がきたなんて、とても未来感がありますね。3Dプリンターの性能が上がり高速化すれば、携帯でスキャンした3Dデータをその場で造形し、実際に手にとって触れる真のコピペが完成するんじゃないでしょうか。
リリースされた際には、一度触ってみたいと思えるアプリでした!
それでは今日はこのへんで! さよなら!
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