3Dスキャン

ノートルダム大聖堂 火災

ノートルダム大聖堂の再建に3Dデータが活用される

2019年4月に、パリのノートルダム大聖堂が火災により建物の大部分が消失。850年以上の歴史を持ち、歴史的建造物としてユネスコ世界遺産にも認定されているノートルダム大聖堂火災のニュースは、多くの人たちに衝撃を与えました。

2015年に行われた3Dスキャンのデータが、再建へ大きな足がかりとなり、3Dスキャン技術に注目が集っていります。

 

ノートルダム大聖堂 火災
出典:BBC NEWS

本ニュースの要点

・ノートルダム大聖堂への来訪者はおよそ年間1300万人で、パリのエッフェル塔より多い

・完全な再建には10年以上かかると予想

・3Dデータを活用すると建物の再建だけでなく、以前よりも強度の高い建物を造ることも可能である

・フランス国民だけでなく、米国のディズニー、アップル、世界の富裕層などから多額の寄付金が集まり、総額800億円を超えたと報道されている

・火災の際に、米国のトランプ大統領がTwitterで「一大事だ。なんで空から水をまかないんだ!」とジョークをつぶやき、本人が炎上する

 

▼実際にスキャンされている様子の動画はこちら

▼3Dスキャン

3Dスキャン

▼塔の内部の3Dモデル ノートルダム大聖堂3Dデータ

さまざまなモノを3Dスキャンで残す取り組みが増えてきている?

ノートルダム大聖堂だけでなく、様々な遺産を3Dデータで残す活用事例が増えています。


世界遺産を3Dスキャン

DRONE NET社では、自然遺産・世界遺産をドローンを用いて3Dスキャンを撮影する取り組みをしています。撮影された3DデータはDRONE NET社が運営しているアプリ内で鑑賞できます。

ドローンネット

出典:(C)2017-2019 DRONE NET

 

GoogleとCyArk が世界遺産の3Dデータを無償で公開

2018年4月18日の「世界遺産の日」に世界遺産を3Dデータ化して無償で公開する「オープン・ヘリテージ」のプロジェクトが始動しました。
本プロジェクトは、Google社とNPO団体CyArtの共同でおこなっています。失われていく世界遺産をネット上で残しているので、誰でも遺跡にアクセスできるのです。現在、ミャンマーのバガン遺跡やシリアのアゼム宮殿など、27以上の遺跡が公開されています。

 

 

壊れたパーツを3Dデータで再現

株式会社 札幌立体データサービスでは、廃盤のパーツを3Dプリントを活用して再現しました。スーパーの冷蔵ショーケースのコーナーパーツが製造終了となったため、現物と2次元図面を元に同じモデルを復刻しています。

©株式会社札幌立体データサービス

左が現物、右が3Dプリントで製作したコーナーパーツ

リンゴ農家の形見を3Dスキャン

弊社運営サービスの3Dayプリンターでは、リンゴ農家の亡くなったご主人の形見としてリンゴのレプリカを製作しました。個人のお客様からの依頼で、製作にあたり3Dスキャンと3Dプリントを活用。個人レベルでもレプリカを製作できる時代になったのかと感銘を受けました。

 

3Dスキャン技術の発展により、レプリカ市場が増える?

現状、3Dモデルを活用する建築法は非常にコストが高く、ノートルダム大聖堂のような世界的に価値の高い遺産でない限りはスキャンをおこなうのは容易ではありません。
ただリンゴの事例のように、小さいモデルであれば個人でも3Dスキャンの依頼は可能です。現状では、自然遺産、廃盤となったパーツ、形見など用途は限られますが、今後は3Dスキャン技術の発展/低価格化により新たなレプリカ市場が生まれてくるでしょう。

 


参照:

ノートルダム大聖堂の火災、朝までに鎮圧 尖塔と屋根が崩落

ノートルダム寺院の火災がフランスにもたらす意味とは?その日、現地で起きていたこと。

世界遺産を3Dデータ化して無料公開!GoogleとCyArkの太っ腹プロジェクト

メーカー廃盤品は3Dプリンターはプリントで復元するのが一番

 

 

 



運営元のモデリーは3Dデータ作成事業を行っております。費用・スケジュール感などチャットで気軽に相談可能!分かりやすい3Dデータ作成サービスを目指します!

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