3Dプリンターでロボットをつくろう!
ノルウェーのゼンタ氏が、3Dプリンターを活用してクモ型ロボットを製作しました。
モーター部分に3Dプリンターで作ったボディを乗っけています。
▼制作の様子
動画はこちらから!
驚くほど不気味に動きますね。。
ターミネーターあたりにこんなキャラがいたような気がします。攻殻機動隊にもいました。
▼腕などのパーツの作り方も複雑で、リアルに作られています。
▼リモコンを元に、自由に動かすことが出来ます。動画を見る限り段差をサクッと登り降りしたり、くねくねとダンスのような動きをすることが可能です。
少し前に、Arduinoと3Dプリンターを使って、ルンバのような戦車を作った人を見ましたが、3Dプリンターがあることによって簡単なメカ系の工作は広がりそうですね。
このプロダクトは特にデザイン性が優れており、見ていて面白いなーと思いました。インパクトが凄いですね。
3Dプリンターを使った経緯。
【3Dプリンターによる製作の道のり】
ゼンタ氏がこのロボットの製作計画を練り始めたのは2014年のこと。それから完成を見るまでの様子がゼンタ氏のサイトにまとめられている。デザインファイルが消えてしまうなど、さまざまなハプニングもあったようだ。
ロボットの本体にはABS樹脂が使われている。強度についての不安も取り越し苦労に終わったそうだ。総重量も4.72kgと、当初の目標の5.5kgを大幅に下回っている。
本体をプラスチック製にしたのは、3Dプリンターで出力できるようにするためだ。「いくつもの部品を全く同じに仕上げるのは、コンピューターの助けなしでは難しい」とゼンタ氏は書いている。
最初はレーザーカッターをコンピューター制御で使おうと考えたが、3Dデザインに馴染んでいくうちに、「三次元の部品を『切り出す』同じ方法で、部品を『印刷する』こともできるということに思い当たった」そうだ。
引用元:3Dプリンターで製作したクモそっくりの六本脚のロボットの動きがセクシー・スパイダー
総重量5キロ弱って、かなりの重さですね!笑 造形時間にどれだけかかったんでしょう。
あとゼンタさんのInstagramを見ると、クモ型ロボットの背景を変わった様々な写真があります。
▼クモのロボットだけでなく、レゴを使ったマシーンも作ってます。
ロボットと3Dプリンターの親和性
切削と比べて3Dプリンターは、曲面状のモデルが簡単に製作できるので、ロボと3Dプリンターは相性がいいですね。また、今後はロボ系の分野はハードデザインが必要になってくるのではと思います。
最後に、このクモ型ロボットの模型に一個突っ込みたい部分があるのですが、蜘蛛は8本足ですが、このロボットは6本しかない…。
■参考サイト
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0529/kpa_170529_3280673203.html
3Dモデル制作サービス『モデリー』では、納得の価格、安定の品質であらゆる3Dデータを提供します。まずはお気軽にご相談ください。
3Dプリントが3日で届くサービス『3Dayプリンター』も展開しています。3Dモデリングから3Dプリント・塗装など後加工までサポートします。