活用事例

3Dモデルにおすすめの無料ソフト3選!3Dモデルと制作費用の関係も紹介

最近はゲーム、アバター、Vtuberモデルなどに3Dキャラクターの3Dモデルが使われており、3Dモデルを使う人が非常に増えています。

しかし、3Dモデルを外注すると、どれくらいの費用がかかるのかわからない方も多いと思います。

単純に3Dモデルといっても、複雑なモデルであったり、リアルな質感を求めたり、アニメーションをつけたりするとより多くの費用がかかります。

そこでこの記事では、3Dモデル制作におすすめの無料ソフト3選と3Dモデルの複雑さや制作費用の関係を紹介します。

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3Dモデルとは?

3Ⅾモデルとは、三次元をベースにして作成された立体のモデルデータのことです。簡単に言えば、3Ⅾで作られた動物や人などの画像です。

2Ⅾと違い立体的なデータなので、あらゆる角度から見ることができます。最近では、VtuberやVRゲームなどによく使われています。

3Dモデルの複雑さと費用の関係

3Dモデルを外注する場合、より複雑な3Dモデルになると費用は多くかかります。複雑な3Dモデルの場合は3Dモデリング作業に時間がかかるからです。

3Dモデリングとは、 3次元のオブジェクトまたは形状の数学的表現をソフトウェアを使って作成するプロセスです。

3Dモデリングは、粘土をこねて作るイメージに近いです。粘土で作るのが簡単そうなキャラクターは作成に時間がかからず、粘土で作るのが難しそうなキャラクターはより時間がかかります。

▲実在のねぶたを元に、ねぶた祭の「ねぶた」8体を制作しました。1体につき12万5千円ほどの費用で、納期は8体で30営業日です。

できるだけ費用を抑えたいと考えている人は、複雑すぎる3Dモデルではなく、簡単な3Dモデルを作りましょう。

オプションをつけた場合の費用

3Dモデルは3Dキャラクターとして作るだけではなく、ボーンの設定やアニメーションの追加ができます。

ボーンとは、別名アーマチュアやリグとも呼ばれ、3DCGソフトで使える機能です。ボーンはオブジェクトに骨格を作って、オブジェクトを曲げることが可能。ボーンの設定は、3Dモデルの複雑さや設定によって変わりますが、およそ3〜5万円かかります。

アニメーションとは、3Dモデルが実際に動いているかのように見せる演出です。アニメーションにも、単純な動作から複雑な動作まであるので、費用はピンキリです。

簡単なものであれば3万円〜5万円、複雑であれば10万円〜20万円になります。

AR教育アプリ用に薬効3Dアニメーション製作しました。

ボーンの設定やアニメーションの追加は、3Dモデルがどれだけ複雑であるか、そしてそれぞれの設定内容によって費用の大小が異なります。

MMDやVtuberとして使用する場合の費用

MMDとは、MikuMikuDance(ミクミクダンス)という3Dツールの略称です。MMD用に作られた3DモデルがMMDモデルと呼ばれます。

元々は初音ミクの3Dモデルを踊らせるためのツールでしたが、個人によって非公式のMMDモデルが制作され、ニコニコ動画を中心に動画が多数公開されています。

Vtuberとは、バーチャルYouTuberの略称で、3DCGもしくは2Dなどのアバターを持つキャラクターがYouTubeで動画配信をすることを指します。

しかし、最近ではYouTubeだけの活動に留まらずニコニコ動画やSHOWROOM、REALITYなどといった動画配信サイトでの活動をするバーチャルYouTuberも多く見られます。

弊社が製作した女子高校生キャラクターのMMD、Vtuber用のモデル。

MMDやVtuberの場合、単純な動作だけではなく、実際の人間がするような動作を想定してモデリングや設定をするので、単純なものと比べて費用が多くかかります。

例えば、お辞儀をして手を振る女の子のアニメーションを作るとします。そのアニメーションのためだけにモデルを作る場合は、指定された動きだけを想定して作るため、費用は25万円ほどです。

しかし、MMDやVtuberの場合は、動作が複雑なためおよそ80〜100万円かかります。

よりクオリティーの高いMMDやVtuberを作るには、それだけ費用もかかってしまうのです。

モデリーとは?

モデリーとは、3Dデータ作成の依頼ができるサービスです。お客様の納得の価格、安定の品質であらゆる3Dデータを提供しております。

モデリーはこんな人におすすめ

モデリーは、以下の方におすすめです。

  • 短納期の依頼だけど品質を保ちたい
  • 指示通りのデザインが完成するか心配
  • 予算の都合上、低コストで依頼したい

要するに、早い安い高クオリティの3拍子が揃っているのがモデリーということです。

3Dモデルの制作にかかる価格はどれくらい?

モデリーで依頼する場合の予算感は、目安として以下の通りです。

■簡単なキャラクターのデータ
3万円

■複雑なキャラクターのデータ
8万円

■キャラクターのボーン設定
2万円

■ジャンプや攻撃などの簡単なモーション
2万円

■複雑な動きや炎・光などのエフェクトを含むモーション
10万円

■一般的なVtuber、MMD用モデルの費用
3Dデータ作成
15万円

剛体、物理演算設定
モーフターゲット設定費:10万円
基本ボーン&ウェイト設定費:10万円
オプションボーン設定費(衣服、上半身2段、襟IK、腕捻り、腰捻り、グループなど)
:10万円
追加ウェイト設定費(髪や衣服など):10万円
物理・剛体設定費(髪):10万円
物理・剛体設定費(衣服):10万円

合計 80万円ほど

他の業者と比べても、低価格になっています。また、お客様の予算に合わせて最適なプランを提供するため、まずはご相談をおすすめします。

モデリーの制作実績①

こちらは、弊社で制作した5人の女子高校生キャラクターのMMD、Vtuber用のモデルのうちの1人です。

お客様はUnityを扱え、Vtuber用の変換や調整はできるとのことでしたので、弊社ではMMD用の設定のみをおこなっております。テクスチャーはノーマルマップで制作しました。

また、表情モーフは一般的なMMD用のセットで作成し、ボーンは上半身2段、襟IKを入れ、MMDで汎用的なモデルに仕上げています。ロングヘアーとスカートには物理設定をおこない、自然に揺れるようにしました。

参考価格60万円
カラーあり
参考納期1.5ヶ月
ポリゴン数約10万

モデリーの制作実績②

こちらは、MMD用の放送室の背景データです。未来的な学校の放送室をイメージし、イラストや写真を元に作成しています。

テクスチャーはレンダリング結果をベイクしてリアルな雰囲気に仕上げています。また、モデリング後はpmx editorでマテリアルや照明の設定などの最適化を行い、MMDでそのまま使用できるpmx形式で納品しました。

参考価格30万円
カラーあり
参考納期1ヶ月
ポリゴン数約20万

3Dモデルにおすすめの無料ソフト・ツール3選

ここでは、3Dモデルにおすすめの無料ソフト・ツール3選を紹介します。

3Dモデルにおすすめの無料ソフト・ツール

1.Tinkercad
2.Fusion 360
3.Vectary

それではここから、3Dモデルにおすすめの無料ソフト・ツールを1つずつ紹介・解説します。

1.Tinkercad(ティンカーキャド)

Tinkercad(ティンカーキャド)の画像
出典:Tinkercad(ティンカーキャド)

Tinkercadは、インターネット接続があるパソコンやタブレットさえあれば、誰でも簡単に3Dモデリングを行うことができる無料のWebアプリです。

Tinkercadはブラウザ上で動作するため、特別なソフトウェアのインストールは必要ありません。

同サイトは、立方体、円柱、球体などのさまざまな立体パーツを組み合わせて、独自のデザインを作り上げることができます。

Tinkercadの主な機能の一つに、3Dモデリングがあります。

3Dモデリングとは、立体的なデザインを作成する技術のことです。

例えば、建物をデザインする際、紙の上では表現が難しい細部や奥行き、内部構造を、3Dモデリングなら360度の視点で詳細に表現することが可能です。

作成できるものの種類は多岐にわたり、実用的な建築物からアニメやゲームの背景のような立体的な空間デザインまで、幅広いイメージを具現化できます。

さらに、3Dプリンターを使えば、Tinkercadで作成したデザインを実際に立体物として出力することも可能です。

例えば、ブックスタンド、ペン立て、コースターなどの日常生活で使えるアイテムから、オリジナルの玩具ブロックを作り、既成のブロックと組み合わせて新しいパーツとして活用することもできます。

3Dモデルを制作する際は、複雑な操作を必要とせず、手軽に3Dモデリングが楽しめる無料ツール『Tinkercad(ティンカーキャド)』がおすすめです。

2.Fusion 360

Fusion 360の画像
出典:Fusion 360

Autodesk Fusionは、Autodesk社が提供するCAD、CAM、CAE、PCBを一つに統合したクラウドベースのソフトウェアプラットフォームです。

同ツールは、3D CADモデリング機能に加え、3D CAM、レンダリング、解析、アセンブリ、2D図面作成など多彩な機能を搭載しています。

機械部品設計に適した「パラメトリックモデリング」と、自由曲面のデザインが得意な「スカルプトモデリング」をサポートしており、このソフトウェア一つでデザインから設計まで一貫して行うことができます。

また、Fusion 360の大きな特徴は、完全クラウド対応である点です。

データがクラウド上で管理されるため、チーム内でのデータ共有が容易で、複数人による同時作業もスムーズに行えます。

さらに、上書き保存時に自動で古いバージョンをバックアップしたり、作業履歴をデータとして保存する機能も備えています。

商用利用の場合、Autodesk Fusion (Fusion 360)は有料ですが、非商用使用であれば企業でも無料で利用可能です。

また、有料版の価格も非常に手頃で、従来は数百万円した3D CADが、以下の料金で利用できます。

価格
3年間290,400円
年間96,800円
12,100円

さらに、学生や教育機関、非営利団体、スタートアップ企業であれば無料で利用できるため、3Dモデル作成ツールとしておすすめです。

3.Vectary

Vectaryの画像
出典:Vectary

VECTARYは、PCのブラウザ上で使用できる3DCGモデリングソフトウェアです。

VECTARYの主な用途は、ブログのサムネイル画像などのスタイリッシュな画像を作成することですが、有料会員になることで3DCGモデリングにも利用可能です。

3DCGを出力するには、月額15ドルの料金が必要で、年間契約をすると240ドル(月額12ドル相当)で利用できます。

まとめ

本記事では、3Dモデルにおすすめの無料ソフト3選と3Dモデルと制作費用の関係を詳しく紹介しました。

3Dモデルが複雑で、ボーンの設定やアニメーションを追加すると費用が多くかかります。

少しでも費用を抑えたい方は、他の業者と比べても低価格である『モデリー』をご利用ください。

モデリーでは、無料相談も実施しているため、まずは無料相談をおすすめします。

今回の記事を読んで、一人でも多くの方が3Dモデルに興味を持っていただければ幸いです。


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