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3DCG専門学校は行かない方が良いって本当?社会人でも通えるオススメの学校はある?

近年では、メタバースやゲーム、Vtuberなどで3DCGモデルが活用される場面が増えてきました。

その結果、3DCGデザイナーやモデラー、クリエイターが活躍する機会も広がり、将来的にそうした分野で働きたいと考える人も増えています。

そこで将来的な投資として、3DCG専門学校を受講し、更なる知識と技術を習得しようと考えると思います。

しかしインターネット上で、『3DCG専門学校』と検索すると、「やめておけ」「おすすめしない」などスクール受講に対して否定的な言葉が飛び交っているため、本当に受講して大丈夫なのか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、3DCG専門学校がやめておけと言われる理由や実際のメリットを徹底解説します。

また、3DCG専門学校の選び方や社会人におすすめできる専門学校を詳しく紹介しています。

この記事で分かること
・3DCG専門学校がおすすめされない理由
・3DCG専門学校のメリット
・3DCG専門学校を選ぶポイント
・社会人におすすめの3DCG専門学校3選

3DCG専門学校はやめとけと言われている5つの理由

3DCGのスクールはやめておけと言われる理由

検索エンジンで「3dcg 専門学校」と検索すると、『3dcg 専門学校 やめとけ』というワードがよく引っかかります。

また、Yahoo!知恵袋などでも「ゲームの3DCGデザイナーになりたくて、専門学校を探しています」というコメントに対して「どこもおすすめしない」「やめておけ!」という返答が多く見受けられます。

3DCGの専門学校はやめておけとよく言われていますが、どのような理由があるのでしょうか。

そこでここでは、3DCG専門学校がおすすめされない理由を紹介します。

3DCG専門学校がやめておけと言われる理由

1.卒業後の就職先が限られてしまう
2.費用が高い
3.オンラインスクールや学習ツールが増えてきた
4.学習内容が古くなっていく
5.課題提出が厳しい

それでは1つずつ詳しく解説します。

1.卒業後の就職先が限られてしまう

求人ボックス「3DCG求人」の画像
出典:求人ボックス

3DCG専門学校はやめておけと言われる理由として、就職先が少ないことが挙げられます。

3DCG専門学校に通うことに対して「意味がない」との意見を耳にすることがありますが、実際に専門学校で学ぶ価値があるかどうかは、自身の努力次第といった方が正確です。

確かに、3DCG専門学校の卒業生の一般的な就職率は5%から10%と狭き門を突破する必要があります。

しかし、メタバースやVR、AR技術の進展、さらにはVTuber業界の発展により、今後は3DCG分野での人材不足が予想されます。

indeed.「3DCG求人」の画像
出典:indeed

さらに、大手転職サイトなどでは、3DCG関連の求人が20,000件以上募集されており、需要があることが分かります。

3DCG業界では高い技術力が求められ、特に人気のあるゲーム会社などに就職するためには相応のスキルが必要です。

ただし、スキルを十分に磨ければ、就職先の選択肢は広がるため、専門学校に通うかどうかよりも、最終的には自身のスキル次第で就職の道が開けると言えます。

2.費用が高い

3DCG専門学校がおすすめされない理由として、学費が高いことが挙げられます。

確かに、オンラインスクールや独学と比べると、専門学校の費用は高く感じるかもしれません。

ただし、基本的に学びにはコストが伴い、最先端の知識や技術をしっかりと学べる専門学校を選べば、その費用に見合う大きな価値を得られます。

さらに、専門学校での学びを通じて、将来の大切な仲間や人脈が築けることがあります。

3.オンラインスクールや学習ツールが増えてきた

3DCG専門学校はやめておけと言われる理由として、オンラインスクールや学習ツールが増えてきたことが挙げられます。

最近では、オンラインスクールや学習ツールの普及に伴い、学校に通わずに独学でスキルを身につける人が増えてきました。

また、専門学校の中には、遠方に住んでいて通学が難しい人でもオンラインで授業を受けられる仕組みを導入しているところも出てきています。

ただし、専門学校のメリットとして、講師から直接ノウハウを学べることが挙げられるので、より早く正確に3DCGの知識や技術を習得したい方は専門学校がおすすめです。

4.学習内容が古くなっていく

3DCG専門学校はやめておけと言われる理由として、学習した内容が古くなっていくことが挙げられます。

専門学校で学ぶ時点では最新のスキルであったとしても、技術は日々進化し続けています。

3DCGソフトがアップデートされると、操作方法が変わったり、新たな技術が追加されたりするため、この業界で働く以上、常に最新技術に対応するための学びを続けることが求められます。

また、3DCG専門学校も常に新しい技術を取り入れて生徒に教えているため、安心して通える環境が整備されています。

5.課題提出が厳しい

3DCG専門学校がおすすめされない理由として、課題提出が厳しいことが挙げられます。

多くのCG専門学校は2〜3年の短期間で、基礎から応用までを集中的に学ぶカリキュラムが組まれています。

3DCGや2DCGソフトの操作、デッサンやヌードクロッキー、デザイン理論、ゲーム制作の課題や資格取得対策など、日々さまざまな内容を学ぶことが求められます。

課題に追われ、アルバイトとの両立が難しく感じることや、挫折しそうになる場面もあると思います。

しかし、社会に出てCG業界で働く際には、納期を守ることが当然の責務になります。

在学中に課題の厳しさを経験しておくことで、就職後も自信を持って仕事に取り組む力が養われます。

3DCG専門学校に通うメリットもいくつかある

3DCG専門学校に通うメリットの画像

3DCG専門学校はやめとけと言われていますが、実際は通うメリットも存在します。

3DCG専門学校に通うメリット

1.先生から的確なフィードバックをもらえる
2.仲間と切磋琢磨して高め合える
3.独学よりもメリハリをつけて学習に取り組める

ここでは、3DCG専門学校に通うメリットを具体的に紹介します。

ネット上では3DCG専門学校に通うのはやめておけと言われていますが、メリットもあるので、覚えておきましょう。

1.先生から的確なフィードバックをもらえる

3DCG専門学校に通うことで、先生から的確なフィードバックをもらえるメリットがあります。

独学で3DCGの知識と技術力を身につけようとすると、膨大な時間がかかります。

しかし、専門学校では3DCGに特化したプロの先生が在籍しているため、短時間で効率よく基礎知識を学習できます。

ただし、3DCGの専門学校では、基本的に基礎知識を習得できるように教えているため、自身が学びたいことや応用は身に付かないと思っていてください。

専門学校の授業だけでは補えない部分は、放課後に自分で学習するなど、工夫が必要なことを覚えておきましょう。

2.仲間と切磋琢磨して高め合える

3DCGの専門学校に通うことで、同じ志を持った仲間と高め合えるメリットがあります。

専門学校は、基本的に特定の分野に特化した学びが中心であり、クラスメイトもその分野に興味を持ち、将来の職業にしたいと考えている人がほとんどです。

そのような環境で、もしライバルとなり得る存在に出会えたら、授業以外でも高め合いながら3DCGの知識や技術を磨けます。

互いに刺激し合いながら成長し、周囲との差を広げてスキルを磨いていけます。

将来、業界で働き始めた後も、そうした仲間との関係を大切にし、切磋琢磨できる存在であり続けることが重要です。

就職して新しい生活が始まったとき、不安を感じることもあるかもしれませんが、同じ業界で信頼できる友人がいることは大きな支えとなります。

時には技術的な情報交換をしながら、業界内でともに成長していける仲間を見つけることも、専門学校に通う上では重要といえます。

3.独学よりもメリハリをつけて学習に取り組める

3DCGの専門学校に通うことで、独学よりも集中して勉学に取り組めるメリットがあります。

独学で3DCGを学習する際、カフェや図書館、自宅で黙々と学習すると思いますが、スマートフォンやゲームなどわずかな誘惑に負けて遊んでしまうことも少なくありません。

そこで、3DCGを学習できる環境に身を置くことで、集中して学習に取り組めます。

集中できる環境に身を置くことに加えて、プロの先生からの的確なアドバイスも受けられるので、一石二鳥の学習方法になります。

3DCG専門学校の選ぶポイント3選

ここでは、失敗しない3DCG専門学校の選び方を紹介します。

3DCG専門学校を選ぶポイント

1.学習目的に合ったスクールを選ぶ
2.就職サポートがどれだけ手厚いかで選ぶ
3.講師の質の高さで選ぶ

それではここから、3DCG専門学校の選び方を詳しく解説します。

1.学習目的に合ったスクールを選ぶ

HAL東京のカリキュラムの画像
出典:HAL東京

3DCG専門学校を選ぶ際は、学習目的に合った学習内容やアプリケーションを提供しているスクールを選ぶようにしましょう。

3DCG関連の仕事では、職業ごとに必要なアプリケーションは異なるため、自分が目指す職種で求められるソフトウェアを十分に学べるかを確認することが重要です。

さらに、使われているソフトが最新のバージョンかどうかも確認しておくべきポイントとなります。

最新の技術に対応した教育環境で学ぶことが、実際の仕事に役立つスキルを身につけるためには不可欠です。

2.就職サポートがどれだけ手厚いかで選ぶ

HAL東京の就職サポートの画像
出典:HAL東京

3DCG業界での活躍を目指すなら、就職サポートがしっかりしている3DCG専門学校を選ぶことが重要です。

3DCG専門学校の就職サポートの例
・ポートフォリオ制作のサポート
・個別カウンセリング
・CGコンテストへの応募指導
・面接のアドバイス
・インターンシップの紹介
・履歴書作成の指導など

たとえば、3DCGデザイナーを目指している場合、企業に提出するポートフォリオの作成が必要になります。

そのため、早い段階で専門のアドバイザーから指導を受けながら、ポートフォリオ制作に取り組むことが重要です。

また、都市部だけでなく、地方での3DCG関連の求人にも興味がある方もいると思います。

その場合、全国の求人情報にアクセスできるか、どのエリアまで求人紹介しているかを事前調査し、就職率の高さにも注目して学校を選ぶようにしてください。

3.講師の質の高さで選ぶ

デジタルハリウッド株式会社「講師紹介」の画像
出典:デジタルハリウッド株式会社

3DCG専門学校は、質の高い講師が在籍しているかで選びましょう。

3DCG業界での実務経験がある講師や、現役で活動しているCGデザイナーが在籍する専門学校であれば、実際の仕事に直結するスキルを効率よく学習できます。

また、3DCGデザイナーから直接指導を受けられるだけでなく、有名なゲーム会社と連携して特別セミナーを開催している学校も多く存在します。

3DCGを学べる専門学校に通う際は、各専門学校公式サイト内にある講師紹介や配布されるパンフレットなどをしっかりと確認しましょう。

社会人におすすめの3DCG専門学校3選

ここでは、社会人におすすめの3DCG専門学校を厳選して3つ紹介します。

3DCG専門学校に通うメリット

1.デジハリONLINE
2.ECH STADIUM(テックスタジアム)
3.総合学園ヒューマンアカデミー 夜間

各専門学校によって、将来的に目指せる職種やサポート内容、カリキュラムや受講料などが異なるので参考にしてください。

それでは、おすすめの3DCG専門学校を1つずつ詳しく解説します。

1.デジハリONLINE

デジハリONLINE「3DCGデザイナー専攻」の画像
出典:デジタルハリウッド

デジハリONLINEは、「デジタルハリウッド株式会社」という日本初の産学連携型デジタル専門スクールが運営する3DCG専門のオンラインスクールです。

デジハリオンラインが提供する「3DCGクリエイター講座 [Maya]」は、CG-ARTS協会が認定したカリキュラムになります。

CGクリエイター検定は、CG-ARTS協会が実施するもので、3DCGや映像制作に関する専門知識とその応用力を評価する国内唯一の検定です。

この講座では、その検定に合格するための実力を身につけられるカリキュラムが組まれています。

同スクールでは、オンラインで学習できる環境が整っており、授業を受ける「インプット」だけでなく、質問対応や課題の添削といった「アウトプット」のサポートも充実しています。

また、講師に直接質問できるほか、課題はプロの講師によって丁寧に添削されます。

さらに、卒業後のキャリアサポートも充実しており、「フリーランス案件の紹介」では、デジハリオンラインの生徒であることが高いスキルの証となるので、未経験者でも案件を獲得できるチャンスがある最大のメリットがあります。

デジタルハリウッド生限定の「非公開求人」も提供されており、業界未経験者がキャリアをスタートするためのサポートも実施しています。

2.TECH STADIUM(テックスタジアム)

TECH STADIUMの画像
出典:TECH STADIUM

TECH STADIUM(テックスタジアム)は、株式会社LYUSが運営するゲーム業界特化のオンラインスクールです。

同スクールでは、現役で活躍するプロのエンジニアやクリエイターから、ゲーム制作に必要なプログラミングなどのスキルを「完全オンライン」で「コストパフォーマンス良く」学べる特徴があります。

テックスタジアムのコースでは、Mayaを使った3DCGモデリングの基礎から応用までを学べるカリキュラムが用意されています。

このコースはオンライン形式で提供されており、独自の動画教材や学習に必要な素材がすべて揃っています。

受講生は講師の指導のもと、学習を進めていきますが、オンラインでいつでも講師に質問できるのも魅力の一つとして挙げられます。

就職活動の際には、ITやゲーム業界への無料サポートを受けられ、就職が決まるとお祝い金をもらえる特典もあります。

さらに、テックスタジアム経由で就職すると、授業料が無料になる制度があるなど多くの特徴を兼ね備えた専門学校となっています。

また、コース修了後には、希望者はオリジナルプロダクトやインディーズゲームのチーム開発プロジェクトに参加できる制度もあります。

このように、IT・ゲーム業界への就職サポートが無料で提供され、就職後に授業料が無料になる点は、テックスタジアムの大きな魅力といえます。

TECH STADIUM(テックスタジアム)では、UnityやUnreal Engine、サーバー技術、AI、XRなど、ITやゲーム業界で必要とされる技術を学べるカリキュラムが用意されており、多くの卒業生が憧れの業界で活躍しています。

3.総合学園ヒューマンアカデミー 夜間

総合学園ヒューマンアカデミー 夜間の画像
出典:総合学園ヒューマンアカデミー

総合学園ヒューマンアカデミーは、株式会社ヒューマンアカデミーが運営する全日制の専門学校です。

ヒューマンアカデミーの夜間部では、社会人や大学生、フリーター向けに利便性が高く、快適な環境が整っています。

平日の夜間や週末に授業が開講されており、仕事や学校の後でも通いやすいのが特徴です。

さらに、駅近くに校舎があるため、通学しやすいなど立地条件も魅力です。

忙しい社会人でも安心して学べるだけでなく、講義には業界の最前線で活躍する講師が選ばれており、業界が求めるスキルや最新情報も豊富に提供されています。

また、ヒューマンアカデミーでは、Mayaや3dsMaxといった定番のソフトウェアを使って学習するため、職種に制限されることがなく、就職後に高価なソフトを扱う場合でもスムーズに対応できる力が身につきます。

就職支援については、「就・転職フェスタ『クリJOB』」というイベントを開催しており、参加者は企業情報の収集から比較、エントリーまで一括で行うことが可能です。

このイベントには約30社の企業が参加するなど、手厚い就職サポート体制が整っていることが分かります。

まとめ

本記事では、3DCG専門学校はやめておけと言われる理由や専門学校を選ぶポイントを徹底解説しました。

また、3DCG専門学校を選ぶ際の具体的なポイントや、社会人におすすめの3DCG専門学校を厳選して3校紹介しています。

3DCG専門学校がやめておけと言われる大きな要因として、学費が高いことや卒業後の就職先が限られることが挙げられます。

3DCGの専門学校は、年間100~200万円程度の費用がかかるとされているため、高い学費を支払うなら通わないという方が多いようです。

また、3DCG専門学校の卒業生の一般的な就職率は5%から10%とされているため、就職率の悪さが受講数低下の要因となっています。

しかし、就職サポートが手厚いスクールや学習目的に合致しているスクールであれば、高い学費を支払ってでも通う価値があります。

3DCG専門学校を選ぶ際は、事前調査をしっかりと行い、知識と技術力が磨ける場所を選びましょう。


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