今回は、amazonがアメリカ時間の11月27日に発表したサービス「Amazon Sumerian」を紹介します。
どういうサービスなの?
「Amazon Sumerian」は、ブラウザ上でドラッグアンドドロップのような直感的な操作で3Dコンテンツが作成できるサービスです。作ったコンテンツはwebブラウザ上で閲覧できたり、「Oculus Rift」や「HTC Vive」といったVRヘッドセット、またiPhone上でも見れるようです。Android端末でも見れるよう調整中とのこと。
下記のような何もない空間に、
ライブラリーの中にある3Dデータを配置していき、
オリジナルの3D空間を作ります。もちろんライブラリーからだけでなく、自分で作った3Dデータをインポートして読み込むのも可能です。
どんなことができるの?
以下のサンプルルームを見てみてください。
かなりデータが重いので表示されるまで時間がかかります。
3Dの空間に物を配置して、マウスでぐるぐる見回ることができます。右下のVRボタンでVRモードにもなります。
アニメーションにも対応しているので、動く物や人も配置可能です。もちろんゲーム開発もできます。
現在「ARKit」を初めとした複数のARプラットフォームに対応しており、今後は「ARCore」や「Unity」もサポートする予定のようです。これはかなり活用の幅が広がりそうですね。
まとめ
ここまで知識不要で3Dコンテンツが作れるとなると、これまでわざわざ外注していた3Dのコンテンツが個人から知識のない法人でも普及していくのはないでしょうか。自社のサイト、特にECサイトなんかに3Dの表現を取り入れたり、研修用の3Dムービーなども相性が良さそうです。
以下はバーチャル上にトレーニング部屋を作り、セールスの研修をしている様子です。
ナビゲーターが用意されています。
彼らは音声認識で対応してくれるAIで、ゲームやショッピングの際に一緒に会話しながら遊んでくれたりアドバイスをするそう。
現在、「Amazon Sumerian」はプレビューとして提供されており、利用するにはAWSのアカウントが必要です。
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