こんにちは
今日、3DプリンターブームそしてVR/ARと3Dにまつわる最新技術が市場を騒がしていますね。
最近では我々、消費者も3DプリンターやVR/ARを利用できる時代になりました。
そのような時代で自分で3DプリントしたりVR/ARコンテンツを作製しようとすると
まず立ちはだかる壁は3Dデータですよね。
当ブログでもなんどか手軽に3Dデータが入手できる方法をご紹介しておりました。
しかしこのような無料の3Dデータ共有サイトなどは目当てのモデルを探すのが大変だったりしますよね。
今回ご紹介するのは3Dデータ共有サイトではなくスマホで出来る3Dスキャンです。
作りたいモデルなどが手元にある場合はこのようなスキャンを使うことで手軽に3Dモデルが制作できる時代になりつつあります。
ご紹介するアプリや機器は既に期間限定のものやこれからリリースされるものも含まれますが
手軽に3Dスキャンが出来る時代が来つつあるということを本記事でご紹介できればと思っております。
3Dスキャンとは
3Dスキャンとは対象物の凹凸を感知し立体のモデルとしてデータを取り込む技術です。
スキャン方法は「接触型」「非接触型」の2種類に分けられます。
・接触型はセンサや探針などを実際に対象物に触れその時点での接触点を計測しモデリングする方法です。
・非接触型はいくつか種類がありますがレーザー光線を発射し対象物に当てて反射する時間差や照射角度を解析してモデリングする方法となります。
それでは早速、スマホを使った3Dスキャンアプリをご紹介していきます。
123D catch
こちらはAUTODESK社が出しているスキャンアプリとなります。
写真を取るように3Dモデリングを行うことが出来ます。
しかしこちらのアプリは2017年3月31日で配信を終了しており同社が配信しているソフト「Autodesk ReMake 」に吸収されるとのこと。
またこちらのAutodesk ReMakeでは写真やスキャンデータから高解像度の3Dモデルを作製する機能などもあるため親和性は高いと言えます。
isense
こちらは3Dプリンターも開発している3Dsystems社が販売している3Dスキャナーです。
iPhoneやiPadに装着しスキャンすることができます。
こちらも現在は在庫限りとのことですので検討されている方はお早めにお申込み下さいね。
動画で見る限りかなり大きいものも撮影していますね。
出力できるデータ形式は付属のソフトを使うことでSTL、OBJ、PLY形式のデータに出力できます。
3Dプリンターメーカーが開発しているだけあってデータ形式はプリントするには申し分ないですね!
Scandy Pro
最後に紹介するのは「scandy pro」です。
開発しているscndy社は3Dプリントと3Dスキャンに関連する製品・サービスを提供しています。
「scandy pro」の他に「scandy」「Scandy Core」というサービスをリリースしています。
今回ご紹介する「scandy pro」はAndroid端末に装着し撮影したモデルを付属のソフトで制作する製品となります。
2017年初頭に発売を開始とのことでしたが公式サイトでは現在は無料のβテストを行っているようです。
如何でしたでしょうか。
123D catchなど無料のアプリが提供終了になるなど気軽に試してみる機会は少ないですが
国内外でスキャンアプリのニュースが更新されてますので一時的な状況ではないでしょうか。
より手軽に3Dデータが作製できる世界により近づいているように思えました。
それではまた次回。
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