こんにちは
今回は直近で行われたCES2018で発表があった
車載AR HUDについてご紹介していきます。
CESは米国の各地で毎年数回開催される家電製品中心の展示会で
毎回、革新的な製品発表があり話題を集めている展示会です。
車関係ですと自動運転が注目を浴びていますがそれよりも早く
AR技術を利用した近未来的製品が生まれてますので
ご紹介していきます。
AR HUDとは
HUD(ヘッドアップディスプレイ)は人間の視野に直接情報を映し出す手段で
フロントガラスに運転者向けの基本的な情報の(無限遠の点に結像するような)画像を提供するものです。
画像出典:http://continental-head-up-display.com/jp/ar-hud/
スマートフォンのながら歩きが注意されているのと同様に車の運転でも
目を離した隙きの事故は多くあります。
今まではカーナビもハンドルの横など目を離さないと確認できない場所にありましたが
ARHUDによってフロントガラスにナビゲーション機能が投影することが可能になりました。
車両センサやカメラ、GPS情報などを元に進行案内や車線はみ出しの注意など様々な
機能を補完することが可能になります。
余談ですが漫画「宇宙兄弟」の作中でも月面移動用のバギー開発の話において
フロントガラスにナビゲーションを投影するというアイディアが出てきます。
当時、とてもおもしろいアイディアだと思っていましたが現実世界でもすでに
開発が進められていたんですね。
WayRay社がCES2018にて発表
すでに車載ARHUDは製品化し販売されているメーカーもありますが
まだまだ進化を遂げています。
スイスのARテクノロジーを開発しているWayRay社はCES2018において
ARHUDの発表を行いました。
WayRay社の優れている点として視野の広さがあげられています。
基本的には視野は8度までのHUDが多い中、11度とかなり視野の広がっているとのこと。
自動運転が注目を集めている中ですがより近い未来として
カーナビがほとんどの車に搭載されているのと同じように
AR HUDが1車1台搭載されている時代が来るのではと思いました。
これからは自動運転とともにAR HUDも注目していきたいですね。
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