スマホでもゲームができる現代ですが、3Dゲームを作る際はゲームエンジンやプログラム構成が複雑に関わっているのをご存知でしょうか? 美麗な3Dモデル、グラフィックはこれらを活用することで実現します。
今回は、3Dゲームを構成するゲームエンジンとプログラミング言語について紹介します。
3Dゲームの概要とキャラクターの作り方
3Dゲームとは、文字通り3DCGをつかったゲームです。平面ではなく立体のキャラクターやグラフィックが特徴です。
3Dに対して、2Dゲームがありますが立体ではなく平面上の画像が動きます。紙に書いた絵を動かして遊ぶイメージするとわかりやすいかもしれません。
3Dゲームのキャラクターの作り方としては、モデリングソフトが必要になります。有名どころとしてはMayaや3ds Maxなどがあります。月額費用がかかる場合もありますが、モデリングソフトにはフリーのものもあるので自分が使いやすいと思うソフトを探してみましょう!
3Dゲームで使うキャラクターを作る手順としては下記の手法で行います。
① モデリング
キャラクターや建物を作っていく段階です。自分が作りたいイメージを具現化していく必要があるので、既存のゲームや3DCGを参考にしながら作っていきましょう。
② スカルプト
モデリングとは違い、ソフト上で粘土のような素材からキャラクターを作り出す方法です。質感や細部にこだわりたい人間やモンスターなどの造形に適しています。
③ リトポロジー
モデリングやスカルプトで作成した3Dキャラクターや建造物をゲーム用にデータ変換していく方法です。「.mb .ma」、「.blend」、「.3ds .max」、「.c4d」、「.skp」などモデリングソフトの拡張子がありますが、ゲームエンジンによって適応するデータ形式があるためリトポロジーが必要です。
ゲームエンジンとは
ゲームエンジンとは、いちからゲームのシステムを作る手間を減らすソフト。昔はゲームエンジンは内製化されており、ゲーム自体が高価になることも多かったようです。
しかし、現在では無料で公開されているパッケージもあるため高品質なゲームアプリがフリーダウンロードできます。
画面にCGを表示することや音を流す、コントローラーの操作に反応できるようにするなどゲームに必要な機能が最初から搭載されていることがメリットになります。
この機能をプログラミングして反映させるには時間と専門知識が必要ですが、ゲームエンジンの活用によって手間を大幅に省けるのです。
ゲームエンジンの代表的なモノとして、Unity
とUnreal Engine
があります。
3Dゲーム開発に使われる言語の種類とそれぞれの特徴
高クオリティなゲームを作成したい場合、プログラミング言語や「.net framework」などの知識が必要です。まずアプリ開発につかう.net frameworkについて紹介します。
.net frameworkとはMicrosoftが提供する、開発プラットフォームです。.net frameworkは主にアプリケーションを開発に使われ、共通中間言語というプログラミング言語があります。このプラットフォームはゲーム開発環境にも応用されており、使われる言語は3Dゲームでも多く使われているため言語を紹介します。
C++(シープラプラ)
C言語をより高度に使えるようにしたC++は.net frameworkなどで使える言語であり、Windows向けのPCゲームを開発する際に「描画用ライブラリ」をつかってゲーム開発をします。
作れるものとして、 スマホアプリやPCゲームなどがあります。難易度が高いため、最初はC#から初めてみても良いかもしれません。Unityなどのゲームエンジンでもつかえるため、活用してみましょう!
JavaScript(ジャバスクリプト)
JavaScriptはホームページを動的に動かす機能もありますが、ゲームにも適応できるのです。C言語と比べて機能性は低いとは言われていますが、今も根強く使われています。さまざまなツールで使えますが、併せてツールの概要と使い方を覚えることが必要です。
3Dゲーム開発には開発構造の理解が必要
直感的に3Dゲームを開発できるソフトはありますが、オリジナリティのある高クオリティのゲームを作成する場合は専門の知識が必要です。
キャラクターを作成する場合、モデリングやスカルプトなどの知識を付けなければいけません。モデログでは、3Dモデリングの知識などを紹介していますので参考にしてみてください!
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